【防犯・性教育】『とにかくさけんでにげるんだ』を読んだ感想

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10歳~12歳のあなたへ

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『とにかくさけんでにげるんだ』あらすじ

10歳以下のお子さんと一緒に読むには
この絵本がおすすめです。

1999年に発売された絵本です。

どうぞ親子で読んでください


デパートで、まいごになったら
公園で知らない人に声をかけられたら・・・・
しんせきのおじさんに、ふくをぬいでいやなゲームをさせられたら
このほんにかいてある通りに行動して自分の身をまもりましょう。


あなたはちっともわるくないのです。

誘拐や性被害にあったとき 
どうしたらいいか
親子で読んで話しあってください。

『とにかくさけんでにげるんだ』作 ベティー・ボガホールド  表紙裏

この本は

子どもたちに「誘拐」や「性被害」という
悪いことがあることを知らせ、
いざというときに 

自分で判断をし、
危険な状態から

逃げる力を
養わせることが目的
となっています。

ショッピングモール、公園、
旅行先のホテル、
家・マンション、
親戚のおじさん、
誘拐などのニュース・・・


よく考えれば危ないところだらけで、
この本を読みながら、

「そうか、こういうこともあるかもしれないんだよな」
私が勉強になり、娘たちにも読ませました。

実際に子どもを狙ったわいせつ事件は起きている

先日ニュースで、大阪府内の複数の集合住宅で
10人の女子小学生に
性的暴行を加えたなどとして
26歳の元病院職員を
強制性交等致傷や強制わいせつの疑いで逮捕、
送検された事件がありました。


容疑は2016年3月~2022年5月、
小学生の女の子が鍵をあけて帰宅した際に
室内に押し入り、
カッターナイフを突きつけて
「殺すぞ」と脅すなどし、
性的暴行を加えてけがをさせたり、
携帯電話で撮影したりしたとされています。


容疑者も
「成人女性は抵抗して通報するかもしれないので、女児だけを狙った」と容疑を認めているという。

警察によると、
容疑者は狙いをつけた女児の行動を
1か月から1年以上かけて
入念に生活スタイルなどを確認し、
家族がいない時間帯を割り出したうえで、
帰宅を待ち伏せ、子どもが鍵をあけたと同時に押し入り、犯行に及んでいたとしています。


容疑者は防犯カメラの位置も
把握していたらしく、
その用意周到さでおよそ6年も野放しになっていたということなのでしょうか。

性被害の実態


内閣府の男女共同参画局によると、
このような強制性交等の認知件数は
令和3年(2021年)は1388件
(前年にくらべ56件の増加)。

強制わいせつの認知件数は、
令和3年(2021年)は4283件
(前年に比べ129件増加) だそうです。

このような性犯罪は後を絶たないどころか、
被害にあう子どもも13歳以下と低年齢化している気がします。


〇女性の約14人に1人は無理やりに性交等された経験がある。

〇加害者は、交際相手・配偶者・職場の関係者など、
大多数は被害者が知っている人となっており、
全く知らない人からの被害は1割程度。

〇性暴力被害について女性の6割程度、男性の7割程度が、
誰にも相談していない。

 男女共同参画白書 令和4年版 第2節 性犯罪・性暴力より

こういう事件が発覚するたびに
もう少し早く
なんとかしてあげられなかったのか、

身体にも心にも大きな傷をおってしまった
まだ12歳以下の女の子たちは
これからどんな人生を
歩んでいかなければならないのか、
親御さんの胸の内はいかほどかと苦しくなります。

思い出したくもないつらい出来事を、
それでも勇気を出して口にしてくれた子がいたから表沙汰になった。

表沙汰になったからといって、法に邪魔されてすぐに対処できないのが現実ですが、
それでも少なくともこれから被害に合う子を
出さずにくいとめられた。

その勇気に感服します。

警察もいろいろと啓発してくれてはいるが・・・

帰宅時・・・

  • マンション等の共同住宅内では、エントランス、階段、通路、エレベーター等の共有スペースでも性犯罪が発生しています。自宅(自室)近くであっても、帰宅して玄関を確実に施錠するまで決して気を緩めないようにしましょう。
  • マンションがオートロックドアであっても、居住者が入る後ろからつけて行くなどの方法で侵入することが可能であり、こうした事例も多数あります。
  • 一戸建て、マンションを問わず、玄関ドアを開けているところを後ろから襲われ、被害に遭うケースもあります。
  • エレベーターには、なるべく知らない人と2人きりで乗らないようにしましょう。もしエレベーター内で2人きりになってしまった時は、操作盤の前で壁を背にして立ち、同乗者に背を向けないようにしましょう。またこのような場合、近くの階で先に降りて、やり過ごすのも1つの方法です。
    もし危険を感じたら、階数ボタンを全部押して止まった階ですぐに降りましょう。

大阪府警察HP  性犯罪の被害に合わないために https://www.police.pref.osaka.lg.jp/seikatsu/kodomo_jyosei/7/4138.html

警察のホームページなんてあまり見ることはないですよね。
私も今回調べてみて初めて大阪府警にアクセスしましたが、
結構わかりやすくまとめられています。

このような動画も含めて、家族で話し合えるとよいかもしれません。


性犯罪者については、多くのニュースコメントなどでもあるように
身体にGPSを埋め込むとかしてほしいですが、
今すぐに法改正などできることではありません。

これからの私たちにできること

私たちが今すぐにできることは
子どもに対して
こういう危険なことが起こりえるのだと
教えてあげること
ではないでしょうか。


この絵本ではマンション入り口付近などで
怪しい男の人と接触する場面もありますし、
親戚のひとに無理やりわいせつな行為などをされたのに、
親に話すことができなくて、
いとこ(だったかな?)に諭されて、
自分の親に話すという場面もあります。

本を読みながら、自分たちの家の周りにあてはめて
話すことができます。

一緒に読むことが難しそうなお年頃だったら、
図書館から借りてきて、「これ読んでみて」などとメッセージをつけて
机に置いておいてもよいかもしれません。

「とにかくさけんでにげる」ということを
正しく教えてあげられる一冊ではないかと思います。

こひめのひとりごと


絵本の中でもそうですが、嫌だったこと、怖かったことを
すぐに話せないものなのかな?と思いましたが、
一ノ姫に聞いてみると
「私もやっぱりママにはすぐ言えないかも」と
いわれました。

「心配かけたくないから」と言っていましたが、
ほかにも何かありそうな雰囲気でした。


いつでも悩んだときにはすぐに話せるように
おおらかに構えていなければいけないなと思いました。

怖い顔して怒っているママに、
話そうなんて思えないですもんね。


「三つ子の魂百まで」といいますが、
小さい頃に教えてもらったことは、大人になっても覚えているものです。

とくに「怖いな」「不安だな」と感じたものに関しては
強く心に残ります。良いことも、悪いことも・・・。

かくいう私も、もう亡くなった祖母に
『何かあったときには
「火事だ~!!」と叫んで逃げなさい』
口をすっぱくしていわれました。


「助けて~」はおにごっこして遊んでいたり
ちょっと友達から虫を投げられたりしてよく聞く言葉だから
それを言っていたところで誰も助けにはきてくれない。

でも「火事だ~」と叫べば、ただ事ではないと
絶対に誰か出てきてくれるから、と言われました。

子どもの頃はそんなもん?と軽く思っていましたが、
この言葉、親になった今は理にかなっているなと
祖母を尊敬しています。

なので今は私も姫たちに「火事だ~」を伝えています。


もし共感していただけたら、ぜひお子さんに
「火事だ~」を教えてあげてください。

ただし、本当にピンチの時だけの必殺技です。
そうでないと、今度はオオカミ少年になってしまいますからね。



性犯罪は女の子だけでなく、男の子にも起こりうる犯罪です。

男の子だからこそ、被害にあっても話さないことは
多くあるそうです。
そして『加害者』になってしまうことも。

大事な子どもを守るため、ぜひ一度読んでみてください。

それではまた。読んでいただきありがとうございました。


もし今悩んでいるなら

そして、もし今悩んでいることがあったら色々なところが
手を差し出す準備をしてくれています。

名前を言わなくてもよかったり、通話料がかからないところもあります。
話すだけで楽になることもあるので、一人で悩まずにお話してみませんか?
犯罪被害等に遭われた方へ<警察庁>




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