初めての学校説明会、
なぜかわからないけれど緊張しますよね。
その気持ち、
すっごくわかります。
ですが、そんな緊張を抑えるためにも
説明会に参加する前に
予習しておくべきポイントがあります。
〇私立中高一貫校の
学校説明会に行くのは初めて
〇うちの子どもに合うかどうか、
説明だけ聞いてわかるのか不安
〇どんなところを見てきたらよいのか
わからない
そんな方はぜひ
参考にしてみてください。
<私はこんな人です>
2024年 一ノ姫(長女)中学受験終了(女子校合格)
2026年 ニノ姫(次女)『進学くらぶ』にて受験勉強中
を支えています。
この記事は、アフィリエイト広告を
利用しています。
ただし、おすすめ商品や掲載位置について
提携先などの関与はありません。
この後、2024年中学受験終了の
一ノ姫が小4だった時(コロナ禍中)の
わが家の初めての学校見学の際の
ブログを載せています。
必要ない方は
「学校説明会に行く前にあらかじめしておきたいこと」
へジャンプしてください↓
2022年4月24日のブログ
4月になってから、
私立中学の説明会・見学会の予約をとるため、
日々、学校ホームページなどをのぞいています。
またいつ何が起きるかわからないし・・・
できるだけ今年のうちに見に行きたい、
と思っていました。
学校の雰囲気だけは
実際にそこに足をふみいれないと絶対わかりません。
コロナ禍中の学校説明会は学校によって、
対応は様々でした。
6年生限定のところがあったり、
全学年OKにしてくれていたり、
時間帯を分けて設定してくれていたり・・・・・・。
私はホームページの見やすさも
自分(姫たち)と合うかが
わかるポイントかなぁと感じています。
昨日は志望している中では
通学時間が一番長い
『恵泉女学園中学・高校』の見学に
一ノ姫・ニノ姫を連れて行ってきました。
(主人は急きょ仕事になってしまいました)
私の感想は、
「行かせたい!ここに姫たちを任せたい!」
本が大好きニノ姫は、
もう月曜日から通いたい!
一ノ姫が一番冷静で、
園芸もやりたいし、
メディアセンター(図書館)もすごくいいし、
教室も、先生もいい、生徒も素敵!
でも・・・遠い・・・
そうなのです、
とってもとっても素敵な学校なんです。
でもいかんせん、
うちからは遠い・・・。
私立中学の通学平均時間は
60~90分らしいですが、
わが家は最高でも75分以内、
できれば60分以内を考えています。
(主人はとかくその意向が強く、
偏差値などは二の次で・・・。
大事が起きた時に
遠すぎるのは心配だと言っています。)
それでも何回も乗り換えがあるわけでもないし、
大丈夫じゃないかと
思っていたのですが、
実際に足を運んでみて
大変なことがよくわかりました。
昨日は少し気温も高く、
駅から20分弱の道のりは
暑さに弱いニノ姫には
過酷すぎる経験となりました。
13歳になったら
もう少し体力もつくとは思うけど・・・
一ノ姫も今朝起きてきて、
「足がまだちょっと痛い」といっていて、
果たしてこれを
毎日続けられるのかと今は不安です。
志望校決定までには
まだまだ時間がありますが、
もう少し行きやすかったらなぁ・・・と
ただただ無念です。
もしお近くにお住まいのお嬢様がいらっしゃったら
声を大にして
『恵泉女学園』オススメします!!
これまで3校見学に行った中では
一番素敵な学校でした。
私は見学したい学校を忘れないように
ルーズリーフに
学校名と予約開始日と見学日をメモっています。
予約のチャンスはあっという間に来て、
あっという間に過ぎ去ってしまうので・・・。
話は全然変わるのですが、私と姫たち
小田急線が苦手なんです。
新宿方面に向かうとき
すごく揺れて、
私達3人とも苦手です。
ちょっと年期が入っている古そうな車体だと酔うみたい?
今までに2回似た車両に乗って、両方ダメでした。
なので小田急線に
苦手意識が出てきてしまっています。
慣れるのでしょうけど・・・。
今回一番距離のある学校を見学に行ってみて、
乗り換えの回数とかが
予想できるようになったので、
また色々と検討していこうと思います。
でもこうして1校ずつ家族で
見に行くことができる中学受験って
色々大変だけどやっぱり素敵な
体験なんじゃないかなって思いました。
良さそうだなと思う学校を探す
まずは、自分の家から通える範囲の学校を
探してみましょう。
ネットからでも探せますが、
やはり『中学受験案内』は
必要だと思います。
路線図もあり、各学校の情報がまんべんなく
掲載されています。
所在地、
制服、
お弁当持参か食堂ありか、
海外旅行があるか、
携帯は持参可能か、などまで。
(変更されていることもあるので
確実に知るためには説明会などで質問してみると良いと思います。)
そして、受験に必要な参考偏差値、
受験日、受験科目、
前年の倍率なども
見開き1ページで網羅されています。
うちの姫たちは『制服』も重視。
この本はカラー写真で
たくさんの学校が掲載されているので迷わず購入しました。
合格の基準には、偏差値による基準に加え、
首都圏中学模試センターが開発した「思考コード」を
いちはやく採用。
「思考コード」は、従来の偏差値では評価できなかった
思考力・表現力・創造力などの能力を
「見える化」した新基準として教育業界で注目されている。
Amazonホームページより
このような学校案内から、
偏差値などは考えずに
とりあえず10校くらい
見つけてみてください。
小4とかで行くのは早くない?
と思われるかもしれませんが、
全然早くありません!!!
小5・小6になったら
説明会が行われる土曜日は
ほぼ塾になります。
行ける時に行っておいた方が良いです。
私はあえて
偏差値の低いところを先に見に行きました。
子どもは最初に行ったところに強い
憧れを抱くことが多いです。
自分が通っている公立小とは格段に
何もかもが違うのですから
当たり前のことです。
私が偏差値の低い学校から見に行ったのは
理由があります。
中学受験は第一志望に受かる可能性は
3人に1人と言われる厳しい世界です。
実際に一ノ姫もこの中に入れませんでした。
「偏差値」が良い(高い)から
良い学校なのではありません。
いくら大学合格実績が素晴らしくても
子どもが6年間楽しく
学校に通ってくれなくては
意味がないと思うのです。
偏差値が高い学校は総じて、
受験の倍率も高めになります。
そしてそこに挑戦しに来る子どもたちは
ほぼどんぐりの背比べ状態で、
受験日当日の体調・精神状態などに左右され、
模試で合格率80%をとっていたとしても
「不合格」をもらってしまうことも
ありえます。
しかし、子どもの平均偏差値よりも10~15低い
「安全校」「お守り校」と呼ばれる学校は
(その年や受験日により倍率に変動はありますが)
その倍率にあまり左右されずに
挑むことができます。
最終的に子どもが進学する学校に
なり得る可能性が高いのです。
そんな学校に対して、子どもにも
プラスのイメージを持ってもらうために
なるべく早いうちに
しかも晴れている時に
出かけられると最高だと思います!
志望校選びの参考になるかもしれない おすすめ本ブログ
学校説明会に行く前に あらかじめしておきたいこと
学校パンフレットやホームページの確認
学校のパンフレットは5月中旬以降から
新年度のものが出来上がるところが多いようです。
前年度のものでも構いませんし、
ホームページでは最新のものが見られるので、
必ず見ておくことをオススメします。
やりたい部活があるか、
見学会で見に行きたい場所なども
目星をつけておきたいところです。
校内見学の時間が結構少なく、
思う存分ゆっくりと見られないことが多いです。
学校のSNS
コロナが落ち着き、
説明会も大人数での開催が可能になり、
今までよりも学校に直接
足を運べる日が増えてきました。
それでも毎週、学校での出来事を
SNSで更新してくれている学校は
外に開かれた感じを受け、
子どもがそこに入っている姿(通っている姿)を
想像できるよい媒体だと思います。
講堂や体育館、教室などでの
写真を載せてくれたりしているので
あぁ~ここで、この行事をやったんだ。
結構広く(狭く)感じるなぁ~
などと、感じることができます。
インスタグラムだったり、
LINEだったり、
学校によって様々な方法がとられていますが、
ちょくちょく更新される学校は、
学校の雰囲気を身近に感じられ
ポイントが高いです。
質問したいことなどをまとめておく
大抵どこの学校も説明会が終了すると
個別相談の席を設けてくれています。
私が参加した学校のほとんどは
長机を挟み『1人の先生 対 1家族』でした。
一番多かった学校で、
5組同時に個別相談可能でした。
一番人気はやはり
校長先生のブースですね(笑)
私が質問してみて良かったと思うのは
このような質問です。
・毎日の宿題は何時間くらいかかるか
・スマホは持ち込みOKか
・お友達同士のトラブルはよくあるか?
その時はどのような対応をしてくれるのか?
・指定校推薦は具体的にどのような(コースの)子が利用できるのか
説明会時に
「例年質問が多いので先に説明いたします」と
先手を打ってきてくれる学校もあります。
逆にパンフレットやホームページにも
書いていなかったので
図書館の蔵書数を質問した学校もありました。
運動系に力を入れている学校でしたが、
私たちの担当の先生も知らなかったようで
周りの先生たちにも調べてもらって
苦笑いしながら答えてくれました(笑)
先生たちが「えっ?!ちょっとまって?!」と
なるような質問を
ぜひ考えてみてください。
学校説明会・見学会で見ておくと良いポイント BEST5
さて前置きが長くなりましたが、
本題に入ります。
色々な受験情報本や
塾などの説明会で聞いた内容、
また実際に参加してみて
私が大事だと思ったポイントを、
5つご紹介します。
第1位 子どもが大事にしたい場所は必ず確認を
これは、ご家庭によって違います。
我が家の場合は
『図書館』です。
例えば、
食べることが大好きなお子さんなら
・中1の学食の利用率はどれくらいか
・学食のメニューはどんなものが人気なのか(値段は妥当か)
・購買などは何時まで空いているのか
など。
入りたい部活がある子なら
・部活を辞めたり、変えたりする生徒はどのくらいいるか
・長期休暇中の部活の頻度はどのくらいか
・活動時間はどのくらいか
・兼部可能か
・中高合同活動か、別々か
・部室はあるのか
など。
パンフレットなどを見たあとに、
自分の目で見て何か違和感はないか、
学校にいる生徒さんたちの雰囲気は
どうかなども見ておくポイントです。
自然に挨拶をしてくれる生徒さんが多かったり、
照れながらも声をかけてくれる生徒さんだったり、
質問した内容に本音で丁寧に
答えてくれようとする生徒さん・・・などなど。
姫たちはそういう生徒さんたちをみて
「あんな風になりたい!!」と憧れて、
志望校を決めているところもあります。
学校側からも
「説明会があるからきちんとするように!」
とは言われていると思うのですが、
それが「演技」なのか「本物」なのかは
大人ならば見破れると思います。
第2位 学校までのみちのり
電車やバスの乗り換えや
歩く道のり、
歩く時間なども
実際に行ってみないとわかりません。
駅から徒歩10分と書いてあっても、
平坦な道なのか、
坂道なのかでも体感は違うし、
車の交通量はどれほどあるのかなども
親としては見ておきたいポイントです。
口コミサイトなどでは
登下校のマナーが悪いなどと
結構書かれていますが、
その情報自体が古かったり
(逆にまだ新しかったり)します。
土曜日の説明会だと下校してくる
生徒さんたちが見られたりするので、
おすすめです。
また自分が朝寝坊して
お弁当を作れなかった時のことを考えて、
コンビニなどは近くにあるかなども
私は重要な確認ポイントです(笑)
第3位 廊下が広いか
多くの生徒が行き来する廊下。
この廊下の広さは大事だと思います。
塾の説明会でも
廊下の広さは結構重要だと話していました。
学校などでは廊下幅の建築基準があるようで、
狭く感じてもきちんと幅は
とれているものと思います。
昨今、廊下にソファなどを設置している
学校が多く見受けられます。
ある学校での説明会では、
朝のホームルームで
ちょっと元気がないなと感じた
生徒に声をかけて、
廊下のソファで軽く話しを
聞いたりするそうです。
相談室も用意はされているのですが、
廊下にソファがあると
すぐに声をかけたり
アプローチしやすくなるから結構助かります
と笑っておっしゃっていました。
その学校は少人数の女子校でしたが、
姫たちがとても気に入り、
私も姫たちがここで過ごす様子を
想像できたので、志望校に入っています。
とても丁寧に、あたたかく生徒を
見守ってくれるような感じを受けました。
ソファまではともかく、
何より自分(子ども)が歩いてみて、
歩きやすい廊下だと感じることは大事です。
ちなみに・・・
コンクリートの打ちっぱなしのような壁の
スタイリッシュな学校も
多くあります。
一ノ姫はコンクリートの冷たい感じが
あまり好きではなく、
木が多めのあたたかな雰囲気を好んでいます。
こればかりは通う本人が
好きなタイプ(好きな印象)を
尊重してあげたいところです。
第4位 トイレ
『トイレ』も大事です。
恵泉女学園は説明会のあった
フェロシップホール(講堂)のそばの
トイレの手洗い場所に、
お花が飾ってありました。
「園芸の恵泉」なだけあり、
畑でとれたものと推測されるお花なのですが、
とてもセンス良く飾られていて
3人で惚れました(笑)
また、ある学校では
「ナプキンの捨て方」を
ドアの内側に
ポスターで貼っていました。
中学でもそこから?!
と正直思いましたが、
きちんと守れていなくて
嫌な思いをしている子がいるから、
再度徹底してやろうということであるなら
良い指導方法なのかなと感じます。
トイレが綺麗な学校は、
生徒指導などもきちんと
しているのだろうなと感じます。
第5位 校長先生の立ち居振る舞い
説明会では必ずといっていいほど
お話をされる校長先生。
そのお話の時はもちろんですが、
そこから離れたときの
立ち居振る舞いにも注意が必要です。
ある学校では、説明会の時に
ちょっとした機材トラブルがあり、
マイクがうまく入らないことがありました。
その時の校長先生の態度が
担当の先生に対して
少し横柄な態度だなと感じました。
その後、小グループで
学校見学に入ったんですが、
校長先生が足を組んでのけぞりながら
偉そうに
座っているのを見かけたんです。
あ~この学校は
この校長先生がいる限りないな。
と強く思いました。
逆に私と主人がとても気に入っている
ある学校の校長先生は、
同じように機材の不具合がおきた時、
小走りで少し離れた校舎に向かい、
ごめん、うまく機械動かないみたい。
来てもらえる?ごめんね~
と職員室(かな?)に向かって、
自ら大きな声で助けを
呼んでいました。
やっぱり素敵な校長先生だな
と、ほれぼれしました。
恵泉の校長先生も説明会のときには
猛暑の中、校舎の外で
「ようこそいらっしゃいました」と
1グループごとに笑顔で
お声をかけて下さっていて、感激しました。
帰るときも「お気をつけて」と笑顔で
お見送りしてくださってました。
一日に何度も行われる説明会、
何回も同じことを繰り返している
先生方ですが、
その一回一回を毎回大事に
してくださっている学校は本当に素敵だと思います。
突発的な状況が起きたときなどは
学校パンフレットでは
絶対にわからないことです。
ですが、
わが子を通わせることになったら、
突発的な状況・危機的な状況が
起きるかもしれません。
そんなとき、
安心して預けられる学校なのか、
先生を束ねるトップの校長先生は
やはり重要な存在だと思います。
ぜひ説明会で、
そっと観察してみてください。
こひめのひとりごと
小田急線の揺れについては、
最初にまっすぐ線路をひけた
国鉄(JR線)と比べて
家などの合間を縫うように
線路をひいている私鉄は、
JR線と比べると結構揺れてしまう
かもしれない、とお友達から聞き
納得しました。
恵泉からは
今でもパンフレットをいただいたり、
クリスマスにハガキが届いたりして
そのあたたかい言葉に癒され、
姫たちもハガキを飾っています。
本当にもう少し近かったら
受験したいのに・・・と無念です。
けれども、
学校までのみちのりは絶対大事だと思います。
うちはただでさえ、
HSC(繊細で敏感な性格)の子たちなので
もし何か少し嫌なことがあったら
学校に行けなくなってしまうかもしれない。
近ければまだ
(勇気を出して行ってみようかな)と
いう気になれるかもしれないけれど、
乗り換えもあり、
乗り物酔いの不安もあったら
絶対通えなくなるだろうなと
予測しています。
なので、できれば学校は
家から60分以内で考えています。
痴漢とかも心配なので、
なるべく座れる電車がいいな、など
心配ごとはキリがないのですが・・・。
ご家庭によって
大切にされるところは違うので、
参考程度に気にして見てもらえたら嬉しいです。
それではまた。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
コメント