【中学受験】図書館に力を入れている私立中高一貫校

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中学受験
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こひめ
こひめ

本が好きなお子さんをお持ちの方、
学校の図書館って大事!と思っている方

におすすめの記事です。

中学受験を考え始めてから3年、
20冊以上色々な中学受験の情報雑誌や本を読みあさりました。

その中でも本が好きな娘たちが気に入りそうな学校を色々と探しました。

実際に見学にもいった中でのランキングを発表します。
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プレジデントFamily 2021年秋号を参考にしました


学校を選ぶときに『図書館』は大事なポイント

まず、姫たちが通いたい中高一貫校を選ぶ際のポイントを先にお話しします。

一ノ姫の学校選びポイント
  • 制服
  • 自宅からの距離
  • 図書館の蔵書数
  • 学校の雰囲気
二ノ姫の学校選びポイント
  • 自宅からの距離
  • 図書館の雰囲気
  • 制服
  • 学校の雰囲気
  • 部活

二人とも似ていますが、微妙にランキングが違います。

本が大好きな姫たちにとっては、図書館は重要なポイントなんです。
しかも図書館の雰囲気も重要。


こればかりは実際に見てみないことにはわからないので
気になる学校は見に行きました。

今の時点で12校ほど見学に行っています。

その中で声を大にして言いたいのは、
この雑誌に掲載されていないけれど
素晴らしい図書館はたくさん存在しています

この雑誌を参考にして、
私が実際に調べて選んだランキングはこちらです↓

恵泉女学園中学・高等学校

蔵書数:9万冊
年間購入予算:約500万円
席数:266席
併設施設:学園史料室、河井記念室、学習室、放送室スタジオ、コンピュータ教室、書庫
開館時間:8:00~17:20
偏差値:54(四谷大塚合格率80%)

中央大学附属中学校・高等学校

蔵書数:約19万冊
年間購入予算:非公開
席数:355席
併設施設:180人収容の視聴覚ホール、集密書庫
開館時間:平日8:35~16:50、土曜8:35~15:00
偏差値:男子 57、女子 58(四谷大塚合格率80%)

東京純心女子中学校・高等学校

中学図書館と、高校図書館がある
蔵書数 中高合わせて10万冊(中学 3万冊/高校 7万冊)

ここでは大学附属校は一校しか選んでいませんが、
大学附属校はやはりどの学校も蔵書数が格段に違います。

実際に通う中学・高校の図書館には3万冊ほどの蔵書数でも、
大学図書館の蔵書を中学図書館で借りられたりするので、
大学附属校の蔵書数はあまり気にしなくても良いと思います。

ランキングのポイント

学校図書館の蔵書は3万冊あれば及第点(一定の基準に達している)と言えます。


ですが、図書館は蔵書だけがあれば良いものではなく、
気軽に入りやすいか、
居心地が良いか、
本を探しやすいか、 

自習する場所はあるか、
司書の先生の感じはどうか、

などにも注意して見学をしています。



今回の私のランキングではそのようなところを重視しました。

1位は 圧倒的、文句なし 『恵泉女学園中学・高等学校』


一位はもう恵泉女学園以外ないですね。
色々な学校が図書館を作る際の参考にすると聞きましたが、納得の、とても良い図書館です。

この雑誌を見て見学に行きました。
私が通いたい!!と思うほどの素晴らしさでした。

市立図書館などにも見習ってほしいほどの居心地の良さ、
偏らない色々なジャンルの本、陽の光が入る明るさ、木のぬくもり、
解放感もあり、図書館司書の先生の感じの良さ、完璧でした。
 

校舎の真ん中に位置して、廊下から下を見下ろせば図書館がある。
大きなガジュマルの木を臨める、本と共に過ごすことができる女子校です。

2位は 読書に力を入れている大学附属校『中央大学附属中学校・高等学校』

中学では60冊の課題図書を読むことになっています。高校では100冊らしいです。

自分の趣味に合った本だけを読むのではなく、予想もしなかった新たな世界と出会い、考えたこともなかった問題と向き合うことができる本を読むことも大切です。日本文学や外国文学、評論など、多岐にわたる本を読むことで読書の習慣を身につけ、考える力や想像する力を蓄えることができます。

中央大学附属中学校・高等学校ホームページより

この課題図書という制度は30年以上前から続いていて、選書方法などは手直しを入れつつ
今現在も続けているようです。

ちなみに、生徒が読了したか否かの確認については、「現代文」の各定期試験において、記述内容に関する問題を出す、という方法をとっているようです。

中央大学附属中学校の図書館は「分館」という位置づけですが、明るく開放感のある素敵な図書館です。


図書館本館には約19万冊に及ぶ蔵書があります。
卒業するまでに読み終わることは絶対ないくらいの蔵書数です(笑)

3位は 『東京純心女子中学校・高等学校』

こちらも中学図書館と高校図書館に分かれています。

中学の偏差値はそれほど高くはありませんが、生徒さんはとても素晴らしく、
ビブリオバトルを見学しましたが、とてもわかりやすく説明されていて
姫たちはそのあとその本を市立図書館で借りました(笑)。

天井高はそれほど高くありませんが、アットホームな感じの図書館で、
季節に合わせたジャンルの選定をしていたり、ディスプレイも凝っていて
こういってはなんですがレベルに合わせた本がたくさんそろっていました。

無理に難しい本を全面に飾るのではなく、興味がもてそうな本を
選んでもらい、そこから本を好きになってもらおう。

そんな感じも受けました。
私はこちらの図書館、とっても好きです。

ちなみに関西の気になる図書館

ちなみにこの雑誌で見て、
ちょっと調べて気になった図書館ランキングはこちら↓

高槻中学校・高槻高等学校

蔵書数 6万1000冊
年間購入予算 500万~600万円
席数 228席
併設施設 自習室、カンファレンスルーム、アクティブラーニングコモンズ

京都女子中学校・高等学校

蔵書数 11万冊
総面積920㎡、
座席数は北室に104席、南室に98席

高槻中学校・高等学校の図書館はまさにハリーポッター!!
実際ちょっと暗めの図書館の居心地はどうなのだろうと気になりますが、
ぜひ見に行ってみたいです!!

そして京都女子中学校・高等学校は蔵書数もさることながら、
図書館の廊下から京都タワーを臨めるという好立地!
こちらもぜひ見学に行ってみたいです!!

まとめ

今は、学校も図書館の本を電子書籍にして蔵書数自体を少なくしていく学校もあります

便利さを優先させたら、電子書籍の方が圧倒的に良いと思います。


ですが、私はやはり実物を紙で読みたいし、本に囲まれて色々な本の背表紙を見て
気になる本を手に取ったりする方が好きです。


古い考えなのかもしれませんが、子どもたちにもできるだけ本を実際に見てほしいんです。

自分はこれだけの本の知識を頭に入れたのか、
そしてまだまだ自分の人生はこんなに知らないものであふれているのか、と
たくさんの本に囲まれないとわからない思いや考えを実感してほしいです。

ということで、自分の好みだけで選んだ私立中高一貫校の図書館ランキング、
少しでも本好きの方のお役に立てていたらうれしいです。

それではまた。ここまで読んでいただいてありがとうございました。

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