富田佐奈栄『新版　おいしい珈琲を自宅で淹れる本』を読んだ感想

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【2023年福袋】スタバの福袋に初当選しました！

当選倍率１０倍以上と言われるスタバの福袋にダメもとで応募したら見事当選！！2023年のスタバの福袋の中身を紹介します。私はここからスタバ沼にハマっています。

dokusyokirokunote.com

2023.04.28

私は現在働けておらず、節約をしながら過ごす41歳です。


色々なことに興味を持ち、多趣味ですが、
中でも読書と文房具だけは
幼いころから大好きです。

浅く、広くが常なので「通つう」の方や、
「その道のプロ」の方には
くらべものにならない初歩的すぎるブログですが、

（どんなものなのかな？
ちょっと初めてみようかな？）と
興味のある方は
ぜひ読んでいってください。

著者について

富田　佐奈栄

日本カフェプランナー協会会長、佐奈栄学園カフェズ・キッチン学園長。

テレビ番組をはじめとする各メディア出演や、食品メーカー等に商品企画やメニュー提案なども行い、そして、数々の本を出版するなど、カフェのスペシャリスト・パフェのスペシャリストとして活躍中。さらに、講演依頼を受け、カフェビジネスの発展に全力を注ぐ。

　型にとらわれないオリジナリティ溢れる発想で某大手洋菓子メーカーのヒット商品である『チーズケーキパフェ』等を開発した後、カフェ開業スクールとしてのパイオニアとなる「カフェズ・キッチン」を設立し、多くの卒業生を輩出。（卒業生の開業者数は、2022年12月現在、350店舗を越える）
　日本カフェプランナー協会を設立し、実践的資格の普及と育成、さらにカフェビジネスのクオリティー強化に努める。

カフェをはじめる人のビジネススクール 「カフェズ・キッチン」は、設立26年となり、さらなる確かな実績を築き上げています。

カフェズキッチンホームページより

私は図書館で借りたので少し古い本です。
今は増補改訂版が発売されています。

『新版　おいしい珈琲を自宅で淹れる本』を読んで

カフェのコーヒーを自宅で楽しむ！
豆の選び方、おいしい淹れ方、
エスプレッソのつくり方からアレンジレシピまで紹介した保存版！

カフェのおいしい珈琲を自宅で楽しむための本です。
カフェ業界を牽引する第一人者、
カフェズ・キッチン学園長の富田佐奈栄さんが、
コーヒー豆の選び方、おいしいコーヒーの抽出のやり方を、
幅広い好みに合わせて丁寧に紹介します。

またエスプレッソコーヒーのつくり方や、
アレンジコーヒーの紹介、
コーヒーに合うスイーツレシピまで、
とことんコーヒーを楽しむために役立つ
知識とアイディアを詰め込んでいます。
そのほか、おいしいコーヒーを淹れるための道具や機器も紹介した、
自宅でおいしい珈琲を淹れるために持っておきたい保存版の一冊です。

アマゾン　ホームページより

コーヒー素人には、ハードルが高すぎて
ほとんど何を言っているのかわかりませんでした。

でも
美味しそうなコーヒーの写真を
見ているだけで、
とても癒されました。


特に飲んでみたいなと思ったのは、
『モカ・ジャワ（ロシアンコーヒー）』です。

あつあつの深煎りコーヒーにホイップクリームをのせ、
甘いチョコレートソースをかけたコーヒーです。
スイーツのようなコーヒーが大好きなんです。
ホイップクリーム万歳（笑）



いつもスターバックスやドトール、
おしゃれな喫茶店にいっても
コーヒーの名前（種類）の多さにびっくりしませんか？

アメリカンコーヒー、
ウインナーコーヒー、
ベトナム風コーヒー、
マサラコーヒー、
ブラジル風コーヒー・・・・・・

何がどんなものなのかまったくわかりません。

それが、この本を読んで
なんとなくですが、
理解できたような気がします。

コーヒー通の方からしたら、
（そんなことを今さら？）というくらい
本当に初歩的なものですが、
まとめたいと思います。

豆の焙煎度の違い

私はセブンイレブンやローソン、
ファミマ、マック、喫茶店などで
コーヒーを飲むときに、

（なんか酸っぱいな～）とか
（なんだかすっごい苦いなぁ～）と
思ったことが多々ありました。


酸っぱくて飲めないから
甘くしようとして
砂糖とクリームを入れるのですが

それでも美味しくなくて
飲めないこともありました。

と思っていました。


しかし、それは、
豆の「焙煎度」が原因だったのですね。


この本によると、「酸っぱい」と感じるのは「酸味」。

「酸味」は豆の焙煎度が
『浅煎あさいり』だと強く出て独特の香りがあるそうです。

クリームや砂糖の強い味には負けてしまうので
ブラックコーヒーに向いているようです。


喫茶店のメニューにある「アメリカンタイプ」は、
浅煎り～中煎りの豆を
使っていることが多いそうです。


対して、
長く煎った、
煎りが深いものが『深煎ふかいり』。

酸味が薄らいで、苦味が強くなり、
加えて芳香といわれる香ばしさがまさってきます。

こちらはクリームや砂糖を入れても味負けしません。

そして、この二つの間が『中煎なかいり』。
酸味に加え、コーヒーらしい適度な苦味も味わえる、
バランスがとれたコーヒーになる。

これを知らなかったので、
私には飲めないコーヒーがあると勘違いしていたのですね。

ちなみに私がもらったスタバのコーヒー豆であらわすと

＜浅煎り＞ スターバックス　 ブロンドロースト	酸味あり・ブラックコーヒー向き	私の飲んだ感想
スターバックス　ライトノート　 ブレンド	ソフトなココアと、軽く煎ったナッツが豊かに香る、穏やかで親しみやすいコーヒー

＜深煎り＞ スターバックス　 ダークロースト	苦味強い・クリームや砂糖などの甘いものと好相性	私の飲んだ感想
カフェベロナ	ダークココアのような口あたりとロースト感のある甘味、 バランスのとれた豊かな味わいのコーヒー。 チョコと相性抜群。バレンタインの頃オススメされるコーヒー豆。	ちょっと苦い
フェアトレード　イタリアンロースト	カラメルを感じさせるリッチで深みのある力強い風味のコーヒー。	苦い
スマトラ	深みのあるしっかりとしたコクとなめらかな口あたり、ハーブや大地を思わせる風味が特徴。
コモドドラゴンブレンド	大地やフレッシュなハーブを思わせる風味とスパイシーな余韻が重なり合う、複雑な味わい。
エスプレッソ　ロースト	力強く、濃厚でキャラメルのような甘味と深みがあり、スチームミルクとも相性ぴったりのコーヒー。
フレンチロースト	スモーキーで個性的。ピュアでほとばしるほど力強い風味のスターバックスで最も深煎りのコーヒー。

<中煎り＞ スターバックス　 ミディアムロースト	バランスのとれた、まろやかさと豊かな風味が特徴	私の飲んだ感想
ブレックファーストブレンド	やや浅めに焙煎された、鮮やかなシトラス感とさわやかな後味が特徴の、いきいきとしたコーヒー。
サイレンブレンド	フローラルな香りとシトラスやココアを思わせる風味が心地よく調和する、さわやかでほどよいコクのコーヒー。
ケニア	グレープフルーツやブラックカラントの風味に、鮮やかでジューシーな酸味が重なるエキゾチックな味わい。※ブラックカラント・・・カシスのこと。英名では「ブラックカラント」という。グリーンで甘酸っぱくフルーティな香り。
パイクプレイスロースト	ココアや煎ったナッツのようなほのかな香ばしさに、バランスのとれたなめらかな口あたりが特徴。	酸味なく、飲みやすい。今飲んでます。大好きです
グアテマラアンティグア	チョコレートやかすかなスパイス、レモンを感じる上品な酸味が重なる、エレガントで洗練されたコーヒー。
エチオピア	ダークチョコレート、スパイス、スイートシトラスの風味が特徴。やわらかでベルベットのような口あたり。
ハウスブレンド	ナッツやココアの味わいが特徴で、香りやコクなど、すべてのバランスがよいコーヒー。	これも好きです。
コロンビア	ほどよいコクとジューシーな味わい、ナッツを感じさせる風味が特徴のコーヒー。
TOKYOロースト	なめらかで深みのあるスマトラ産コーヒーにラテンアメリカ産コーヒーをブレンドした、まろやかで心温まるコーヒー。
ディカフェ　ハウスブレンド	ナッツやココアの味わいが特徴で、香りやコクなど、すべてのバランスがよいカフェインレスのコーヒー。	このコーヒー豆はダブルスターデーには必ず買っています。

私がとても美味しいと感じて
今飲んでいる
パイクプレイスローストコーヒーは、『中煎り』！

苦味は多少感じますが、
酸味はなく、とても美味しいです。

カップとかタンブラーコーナーは見ますが、
隣の豆のコーナーなんて全く見ませんでした。
こんなにたくさんのコーヒー豆の種類があるとは・・・。

実際私はスタバに行っても注文するのは季節限定商品や
フラペチーノなので、

その中になんのコーヒー豆が入っているかなんて
気にしていなかったし、わからなかったです。

よく見ると、レジのところに今日のコーヒー豆が書いてあるんですよね。
そんなところもつい最近知りました。

一袋をどのくらいで飲み切るのが正解か

スタバの福袋で届いた『パイクプレイスロースト』は
毎日１杯飲む私が飲み終えたのは約１か月後でした。

しかし、この「新版　おいしい珈琲を自宅で淹れる本」では、
一度焙煎された豆は日にちが経つと劣化するため、
２週間以内に飲み切ることがひとつの目安とされています。

鮮度が落ちた豆を使って注湯してみると、蒸らしたときにできるはずの「きめ細かいドーム状の盛り上がりが見られず、お湯がコーヒー粉の成分を十分浸出させていないことがわかります。

豆を購入するときは、毎日１～２杯ほど飲む人で２００ｇ程度が１回に買う量の目安。飲みきってから購入する習慣をつけましょう。

「新版　おいしい珈琲を自宅で淹れる本」富田佐奈栄　より

やはりほとんどのお店が２００ｇ～２５０ｇでの販売のようです。

私は自分の口に合うかなと不安になるので、１００ｇとかで試せたら
無駄遣いにならなくて良いな～と思ってしまいますが、
コスト面などを考えるとお店側にとっても２００ｇが一番良いでしょうね。

こひめの「ここが勉強になった」！

浅煎りの豆で淹れる「アメリカンコーヒー」は
カフェインの含有量が比較的多い。

よくある誤解らしいですが、
私は素人なので、
（へぇ～そうなんだ～）と思いました。

エスプレッソの方が苦くて、
ガツーンとカフェインが入っていそうですが、
深い焙煎の豆を使って淹れる
エスプレッソの方がカフェインは少ないそうです。


その理由は、浅煎りの方が
煎りによる豆本来の成分変化が少ないから。

「煎りが浅いほど
カフェインは多く残る」と
覚えておくといいそうです。


勉強になりました！！

この本をおすすめする人

〇挽いたコーヒー豆を飲んでみたい

〇コーヒーはどれも同じだと思っていた

〇おしゃれなコーヒー抽出器具を使って
家で飲んでみたい

こんな方におすすめの一冊です。

それではまた。
ここまで読んでいただき　ありがとうございました。