望月麻衣『満月珈琲店の星詠み~本当の願いごと~』を読んだ感想

妊娠~出産を控えている方へ
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こひめ
こひめ

私が大好きな「京都寺町三条のホームズ」シリーズや
「わが家は祇園の拝み屋さん」シリーズを執筆されている
望月麻衣先生の「満月珈琲店」シリーズ第2巻です。

桜田千尋(さくらだ ちひろ)さんが
描かれる『満月珈琲店』というイラストに
一目ぼれした望月先生が
熱烈オファーをして
この小説が完成したそうです。

西洋占星術をテーマにした
読み切りのお話が数話入っています。


この本は、
仕事と結婚どちらをとれば
いいのか迷っている人
〇家族の様々な愛のカタチに

涙したい人にオススメです。

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あらすじ

満月珈琲店の三毛猫のマスターと星遣いの店員は、
極上のメニューと占星術で迷える人の心に寄りそう。

結婚と仕事の間で揺れる聡美、
父の死後、明るい良い子を演じてきた小雪、
横暴な父のため家族がバラバラになった純子。

彼女たちが自分の本当の願いに気が付いたときーーーー。

美しいイラストに着想を得た心温まる書き下ろし小説。

『満月珈琲店の星詠み~本当の願いごと~』望月麻衣  裏表紙より

著者

望月麻衣(もちづき まい)

北海道出身。京都在住。
2013年、E★エブリスタ主催の電子書籍大賞を
受賞し、デビュー。

2016年『京都寺町三条のホームズ』で
第4回京都本大賞を受賞。

イラストレーター:桜田 千尋(さくらだ ちひろ)

1987年生まれ。
兵庫県三田市出身、
東京都在住のイラストレーター。

Webで発表した「満月珈琲店」の
イラストが話題となる。

望月麻衣とのコラボによる
イラストストーリー集『満月珈琲店』も刊行する。

読んだ感想

今回は一冊を通して、お話がつながっているように感じます。
大きなテーマは、それぞれがもつ本当の願いごととはなにか。

第一章 蟹座のチーズフォンデュと射手座のりんご飴

このお話は、仕事と家庭どちらかを選ばなくてはいけない。
両方望むのは贅沢な話。
でも片方なんて選べない、、、と悩む女性のお話です。

夫婦関係は対等で、互いを尊敬しあっている。
そんな兄夫婦の姿はとても輝いて見えた。
二人の姿は私の憧れとなり、あんな夫婦になりたいと思っていた。

そうして義姉は、出産後、専業主婦になったのだ。
愛由は今でこそ天真爛漫で聞き分けの良い子だったけれど、
乳児の頃は常に泣いている大変な子だった。

そんな様子をみて、私には到底無理だと感じていたし、
仕事を捨てて子どもとの時間を選んだ
義姉を正直、理解できなかった。

けれど、今、なんとなく
義姉の気持ちが分かった気がした。


愛由にとって、
母親が世界で一番の存在なのだ。


その一番でいてもらえる期間、
一分一秒、惜しいと感じるくらい、
一緒に過ごしたかったのだろう。

それは義姉にとって
積み重ねたキャリアを捨てても
構わないくらいだったのだ。

望月麻衣『満月珈琲店の星詠み~本当の願いごと~』第一章 蟹座のチーズフォンデュと射手座のりんご飴より

男女平等、育休制度、
いろいろな工夫はされてはいるけれど、

どうにもならなくなったとき
やはり職を離れるのは
いつも女性の方な気がします。

私も離職したあと、
しばらくは育児のみで、
やっと小学校にあがったからと
パートを始めましたが、

姫たちが学校で色々とあり、
精神不安定になってしまったので
パートも辞め、今は専業主婦です。

朝も毎日送って、
帰宅時間にお迎えに行かなくてはいけないので
普通に働くことが今は難しいです。


けれども食べることもできず、
眠れず、
全く笑わなくなったニノ姫の姿は
忘れることができない。

あの頃に戻るのだけは嫌なので、
本当は不本意ですが、専業主婦をしています。


仕事はバリバリしていたので、
今でもやっぱり辞めるのはもったいなかったなと
後悔することはありますが、
おなかに授かった子どもの命の方が大事。

仕事はこれからいくらでも
リカバリーできる可能性はあるけれど、
子どもの気持ちは今がすべて。

心が壊れてしまったらリカバリーできない。

子どもを守れるのは私しかいなかった。
そう考えて、今はブログの勉強をしています。

同じように仕事のキャリアをあきらめて、
主婦になっているかたには
辛さをわかってもらえたような気持ちになる
一冊です。

第二章 新月のモンブランと奇跡の夜

このお話はとても不思議なお話です。
多くを語るとネタバレしてしまうので、書きません。

でも、このお話をスタバで読みながら泣きました。
それほど驚きと感動のお話です。
少しだけ私がグッときたポイントを書きます。

「宝くじに当たりたい」、そう願う登場人物に対して、

「宝くじに当たりたいというのは、つまりは『お金が欲しい』ってことですよね?」

「『お金』というのは、実は『経験と引き換えができるチケット』なんです」

「たとえば、
『旅をする経験』
『美味しいものを食する経験』
『家を買う経験』ーーー
お金はそういう経験の引き換えのチケットなんです」

ヴィーナスは、カードをテーブルの上に置いて、再び私を見た。

「宇宙の星々は、いつだって、
『経験したい』という人を応援したいと思っています。

だから、本当は
『あなたはどんなことを経験する
チケットが欲しいですか?』と、

お金という名の『経験チケット』を
渡す準備もしているんですよ。


それなのに、
『いやいや、
とりあえず、チケットをください。
なんでもいいからください』と
言われてしまっては、
『そう言われても』って戸惑ってしまうでしょう?

渡したくても渡せない。
『宝くじに当たりたい』という考えは、
そういうことなんです」

望月麻衣『満月珈琲店の星詠み~本当の願いごと~』第二章 新月のモンブランと奇跡の夜より

なるほどなぁと思いました。

こひめのグッときたベストポイント!

「この世で生きる人たちには
分からない感覚かもしれないけれど、
次の世界に行ってしまった者たちは、
『家族が幸せであること』が何より嬉しいんだよ。

お父さんは、ママが新しいお父さんと
幸せになって心から喜べているんだ」

望月麻衣『満月珈琲店の星詠み~本当の願いごと~』第二章 新月のモンブランと奇跡の夜より

この言葉にグッときた方はぜひ、読んでみてください。

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