望月麻衣『満月珈琲店』を読んだ感想

19歳~学生卒業まで
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こひめ
こひめ

絵本のように美しいイラストと素敵な物語です。
本を読むのに時間がかかる方でも30~40分くらいで読めてしまうと思います。

素敵なイラストに癒されたい方、
美味しいものが大好きな方、
読書は苦手だけど写真集や絵本は好きな方、

におすすめです。


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あらすじ

傷ついた心を照らしてくれたのは、いつも「満月珈琲店」でした。

疲れた人だけが訪れることのできる「満月珈琲店」。
毎日、日没にスタートする。

憧れのお兄ちゃんに失恋した小学生。
挫折から自分の道を模索する元アイドル。
仕事に自信が持てない中堅サラリーマン。
最愛の人を亡くした年老いた女性。

マスターの元には今日も疲れた人がやってきた。
提供されるメニューが、それぞれの悩みを優しく包み込む。

顔を上げたその先にある未来は―――。


イラストレーター桜田千尋の天体をモチーフにした美しいイラストと、感動の物語が溶け合い、ずっと手元に置いておきたくなる特別なイラストストーリー集。

KADOKAWAホームページより

著者について

作・絵 桜田千尋
兵庫県三田市出身、東京都在住のイラストレーター。月や星をモチーフとした幻想的なスイーツ、ドリンクなど『満月珈琲店』のイラストで人気。 


文 望月麻衣
北海道出身、現在は京都市在住。2013年にエブリスタ主催第2回電子書籍大賞受賞。『京都寺町三条のホームズ』(双葉社)が第四回京都本大賞受賞、アニメ化。著作に『わが家は祇園の拝み屋さん』(KADOKAWA)『京洛の森のアリス』『満月珈琲店の星詠み』(文藝春秋)などがある。


読み終えた感想

私は一番最初に『満月珈琲店の星詠み』という文庫本から読んだのですが、
この本は絵本かレシピ本かというようなサイズの本でした。

新海誠監督に強く憧れているという桜田千尋さんですが、本当に素敵なイラストを描かれます。
とても温かく、キラキラとしたイラストで、ページを開くたびに癒されました。

『満月珈琲店の星詠み』と内容が一部かぶるところがありますが、
素敵なイラストとともに再度読むことができたので頭に入りやすかったです。

先に進んだかと思えば、何度も前のページを振り返ってしまうくらい、
とても不思議な、素敵なお話でした。


これは小学生の姫たちにもおすすめしようと思います。
きっと気に入ると思います。

こひめのグッときたベストポイント!

こちらは『惑星アイス ”火星”』です。
三十六歳から四十五歳までは、火星の時期。
これまでに得た学びを持って、火の勢いで突き進んでいきます。
どうか、新たなステージを楽しんでください。

桜田千尋作・絵 望月麻衣 文 『満月珈琲店』より



私は今、この火星の時期。
背中を押してもらえる言葉でした。

この言葉が気になった方はぜひ、読んでみてください。



それではまた。最後まで読んでいただきありがとうございました。


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