
新生活が始まる春になると、
語学や習い事を始めませんか?というCMが多くなります。
私は勉強をするのが好きなほうで、何もやっていないと落ち着きません。
ですが、(記憶力落ちたなぁ)と感じることも多い今日このごろ。
そんなときこの本に
「記憶力がおちたと感じるのは年齢のせいじゃない」と言われました。
何度勉強をしても習慣化できず長続きしない方、
何度やっても覚えられないことを年齢のせいだと思う方、
いくら勉強しても思うような結果が出ないという方、
(社会人向け)におすすめです。
概要
発売日:2022年2月10日
勉強の成果を上げる「自分に合った勉強法」が見つかる!
アマゾンホームページより
「勉強が苦手」な人にこそ読んでほしい――。
100冊以上の勉強本を読んで、その中から本当に身につく勉強法だけを詰め込んだ本書。
とはいえ、中身のすべてを読む必要はありません。
あなたに必要だと思うところだけを読んで、まずはとにかく試してみてください。
大切なのは、「あなたに合う勉強法」かどうかです。
一度やってみて合わない・身につかないと感じたのなら、
すぐにやめてほかの勉強法を試してください。
そうしていけば、いつかあなたにマッチしたものに出会えます。
周りが言うベストな勉強法が、あなたにベストなものとは限らないのです。
勉強は、楽しんだ者勝ち。多くの人に勉強を楽しんでほしい、それが本書の一番のねらいです。
一読して行動に移せば、あなたの勉強はガラッと姿を変えるはず!
著者について
金川顕教(かながわ・あきのり)
金川顕教『勉強本100冊のベストセラーを1冊にまとめた 一生使える勉強法 』より
公認会計士、『YouTube図書館』運営、作家
三重県生まれ、立命館大学卒業。
大学在学中に公認会計士試験に合格し、
世界一の規模を誇る会計事務所デロイト・トウシュ・トーマツグループである有限責任監査法人トーマツ勤務を経て独立。
トーマツでは、不動産・保険・自動車・農業・飲食・コンサルティング業など、
さまざまな業種や業態の会計監査、内部統制監査を担当。
数多くの成功者から学んだ事実と経験を生かして経営コンサルタントとして独立し、
不動産・保険代理店・出版社・広告代理店など、
さまざまなビジネスのプロデュースに携わり、
300社を起業、300人の「稼ぐ経営者」を育て上げる。
現在、会社7社のオーナー業の傍ら、起業家育成プロデュース、出版プロデュースを行い、
「読書で解決しない悩みは一切ない」をミッションとして
1人でも多くの人に読書の大切さを伝えるため『YouTube図書館』の運営及び執筆活動を開始。
YouTube図書館では、毎日更新、年間365本の書籍解説動画をアップし、
これまで解説した書籍は1,280冊以上、チャンネル登録者は101,104人、
動画再生数は2,370万回を突破。
執筆活動では、ビジネス書、自己啓発書、小説など多岐にわたるジャンルでベストセラーを連発し、累計部数55万部以上。
執筆した本は、中国、韓国、台湾、タイ、ベトナムなど世界中で翻訳出版されている。
読み終えた感想(私が勉強になった箇所)
目的・目標を明確にする
「自分はなぜ勉強をするのか」という明確な目的と目標が必要。
目的<変えるべきでないもの>・・・どちらかといえば抽象的、観念的なもの。
目標<場合によっては変えてしまって大丈夫なもの>・・・
その目的を達成するための具体的な方法、手段
目標は達成したらそこで終わりになるが、目的には終わりがありません。
目的をはっきりとさせたら、それを実現するための目標を設定する。
大目標:こんな仕事をしたい、この資格を取りたいといって数年単位の目標のこと、勉強の方向性を決めるもの
中目標:大目標を達成させるために必要な月単位の目標。
小目標:細かく進捗を管理するための週単位の目標
私の場合は、
目的:外に働きに出ることなくお金を稼ぎたい
:読書が苦手な人に興味をもってもらいたい
:自分がもっと本を読み、知識を増やしたい
大目標:3年後までには月10万円稼ぎたい
中目標:毎月15記事を書く
小目標:毎日2~3時間はブログを書く
:寝る前に読書を必ずする
というものです。
最初から達成が難しそうな目標は立てないことが重要です。
できることを積み重ねることで自信もついてきます。
自分の勉強の型を知る
人の性格によって勉強の「型」が違うそうです。
その「型」を知るために有効なのが、ヒューマンロジック研究所の小林恵智博士が開発した「FFS(Five Factors&Stress)理論」です。これはざっくり言うと、何をストレスと感じるかによって、人の性格を分析する方法です。
ここであなたに質問です。あなたは、水泳を初めてするときに、あとのことは考えずにとりあえずプールへ飛び込んでしまうタイプでしたか?
あるいは、いきなりプールに飛び込むのは怖いので、しっかり水泳の基本を覚えてから入ろうとしたタイプでしょうか。FFS理論では、前者を「拡散型(拡散性が高い)」、後者を「保全型(保全性が高い)」と呼びます。日本人に多いこの2タイプで説明していきましょう。
拡散型は、教科書通りに学ぶことが苦手で「習うより慣れろ」というタイプです。興味のあることはすぐ行動に移すので、失敗を多くするものの、そこから学んで、また新しい行動につなげます。
金川顕教『勉強本100冊のベストセラーを1冊にまとめた 一生使える勉強法 』より ※ちなみに四角で囲ったのはわかりやすくしたかったからです。本には普通に文章のみ書いてあります。
一方の保全型は、まずたくさんの情報を集め、しっかり準備をして計画を立て、そこから行動に移すタイプです。
初めてのことや未知のことに不安を感じ、失敗することにストレスを感じます。
これは、どちらがいい、悪いということではありません。自分がどちらの型であっても、それに合った方法で勉強を進めればいいのです。
私は『保全型』です。
いきなりプールに飛び込むとかありえないし、失敗するとすごくダメージを受けてしまいます。
なのできっちりと細かな計画を立てて実行することで安心します。
勉強計画ノートなどのところからもおわかりいただけると思います。
くわしくはこちらのブログ記事をごらんください。↓
こういう二つのタイプがいるんだなとわかったことで、
昔上司から「まずやってみて。ダメだったらその時考えればいいから!」と言われて、
(え~ダメになるのが嫌だから、しっかり計画立てたいんじゃないか!)と怒ったことを
思い出しました。
この上司は「拡散型」で私が「保全型」だったから起きたことだったのですね(笑)
ポモドーロ・テクニック
これは一ノ姫が取り組んでいる勉強方法です。
25分集中して勉強をしたら、5分休むという流れを1セットとして、
4セット繰り返し、
そのあと少し長めの休憩をとるという方法です。
同じ2時間ですが、続けて勉強するよりも、
ポモドーロ・テクニックの方が集中できる気がするといっています。
「集中」というアプリを使って、サポートをしてもらい
日々勉強に励んでいます。
ただこれは まとまった勉強時間がとれる学生には良いですが、
スキマ時間を探しながら勉強をする社会人にはなかなか無理そうな方法です・・・。
こひめのグッときたポイント!
私が改めて言うまでもありませんが、超高齢化が加速する日本は、年を追うにつれ、財政状況が厳しくなる一方です。将来、現役世代はもちろん高齢者にも十分なお金が行き渡らないでしょう。
金川顕教『勉強本100冊のベストセラーを1冊にまとめた 一生使える勉強法 』おわりに より
自分の食いぶちは、自分でなんとかしなくてはならないのです。しかも、生きていくために十分な食いぶちを得る競争は、今よりもずっと厳しくなるでしょう。
ではどうするのかといえば、日々成長を続けて、自分の価値を高めていく以外方法はありません。もちろん、生命的な価値は誰もが平等に持っているもので、最も尊重されるべきものです。
ただし、社会的な価値は違います。
あなたが自分自身をどう評価するかは、あなたの自由です。しかし、他人から必要だと思われなければーーーー厳しい言い方になってしまいますがーーーーあなたの社会的な価値はないに等しいのです。
そうならないよう自分の価値を上げるために、日々勉強して、成長を続ける必要があります。
孔子の
『天才は努力する者に勝てず、努力する者は楽しむ者に勝てない』
という言葉があるのをご存じですか?
私は今、姫たちの「中学受験マネージャー」をしています。
姫たちは学校で学ぶ以上の勉強を毎日していますが、
『もうやだ!勉強なんてもうやりたくない』といったことは一度もないんです。
難しい問題にはぶつかります。
泣きながら解いているときもあります。
でも、新しいことがわかったときの顔は昔から変わらず、
とてもキラキラとした顔になります。
勉強が義務の学生だからこそ「楽しみながら勉強する」、
これが重要だと思います。
毎日勉強するという基礎ができたのは
このポピーからだと思います。くわしくはこちらをご覧ください。↓
私もアメーバブログではもう10年以上1000件という記事を書いてはいますが、
WordPressを始めるために5冊以上の本を買い、今も勉強をしています。
なるべく子どもたちのそばにいたいという気持ちから、
上のような傍からみたらふざけてるともとれるバカバカしい「目的」ですが、
叶えたいと本気で取り組んでいます。
初めてのブログ・初めての中学受験で、知らないことばかりですが、
新しいことを学ぶと世界が広がる感じがしています。
誰であれ”今日”が一番若く、皆がそれぞれ最年少です。
金川顕教『勉強本100冊のベストセラーを1冊にまとめた 一生使える勉強法 』おわりに より
なので勉強と成長に年齢制限はありません。
いくつになっても勉強すれば成長できます。
この言葉にグッときた方は、ぜひ読んでみてください。
それではまた。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
コメント