【つい子どもを怒鳴ってしまう方におすすめ】おおたとしまさ『中学受験生に伝えたい 勉強よりも大切な100の言葉』 を読んだ感想

10歳~12歳のあなたへ
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『勇者たちの中学受験』などでも
知られている
おおたとしまささん。

中学受験生の親子に伝えたい
言葉を100個集め、

中学受験のバイブルとさえ
いわれる大人気漫画
『二月の勝者』とコラボした
まさに珠玉の一冊です。


〇中学受験生が家族にいる

〇中学受験に興味がある


〇おおたとしまささんの本が好き


〇漫画『二月の勝者』が好き


という方におすすめの一冊です。

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小学館
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私も持っています

<私はこんな人です>

・HSP 内向型
・タイプの違う2人のHSC子育て中
・本好き歴 41年
・京都の短大卒
・読書記録 15年間
・小学校での絵本アドバイザー活動 2年


B型でひねくれものなので
発売されたばかりで
題名を聴いたことがある本よりも、

今現在は埋もれてしまっている
良い本を紹介したい

思っています。

図書館に置いてある本
(すぐ予約できる本)を
中心にご紹介しています。



幼い頃から本が
大好きだった私。
国語の成績はいつも
トップ層でした。

私立女子中に通う
中1長女(いちひめ)、

2026年中学受験予定
小5次女(ひめ)も本が大好き!

国語の成績だけは毎回
偏差値60を越えます。


読んだ本すべてを手に入れたら
確実に破産するので
ほぼ毎週
図書館通いの我が家ですが、

購入した本・手元に残したい
と思った本を
ブログ『読書きろくノート【こひめ家の本棚】』で
紹介しています。

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内容 

大ヒット中学受験漫画『二月の勝者-絶対合格の教室-』と
気鋭の教育ジャーナリストのコラボレーション。

「中学受験における親の役割は、
子どもの偏差値を上げることではなく、
人生を教えること」と著者は言います。

決して楽ではない中学受験という機会を通して
親が子に伝えるべき100のメッセージに、
『二月の勝者』の名場面がそれぞれ対応しており、
言葉と画の両面から
わが子を想う親の心を鷲づかみにします。

出版社 小学館
発売日 2020年6月30日

著者

おおた としまさ 

1973年東京生まれ。育児・教育ジャーナリスト。
麻布中学・高校卒業。
東京外国語大学英米語学科中退。
上智大学英語学科卒業。

株式会社リクルートで雑誌編集に携わる。
心理カウンセラーとしての活動経験、
中高の教員免許、
私立小学校での教員経験もある。

ラジオレギュラー出演など、
各種メディアへの寄稿、
コメント掲載、出演も多数。

●オフィシャルサイト:http://toshimasaota.jp

読んだ感想

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私も持っています

最初は図書館で見つけて借りたのですが、
もうとても良かった!!!

すぐに購入しました。

偏差値がなかなか上がらず辛いかたへ


2024年中学受験を終えた一の姫は
「進学くらぶ」で1年半
勉強してきました。

中学受験に参戦した小4から
もうずっと真ん中のクラスで
す。


本当に変わり映えがなく、

こひめ
こひめ

こんなに勉強しているのに
どうして上のクラスに
上がれないのだろう


と私もいつも悩んでいました。


そんなときこの本でこの言葉と出あいました。

みんなもがんばっているんだから
偏差値はなかなか上がらない。

偏差値を維持できているだけでも
成長している証拠。

中学受験勉強は年々過酷になってきています。

猛スピードで展開するマラソンレースのようなものです。
その中で順位を維持できているのだとしたら、それは
自分自身も十分猛スピードで走っているということです。
十分にほめられていいことです。


そのうえで少しずつ順位を上げることを狙うなら、
有効なのは、歯を食いしばって
さらに限界に挑戦することよりも、

むしろ同じペースを保ちながら

できるだけ無駄な力を
抜こうと考えることです。



おおたとしまさ『中学受験生に伝えたい 勉強よりも大切な100の言葉』第26講より抜粋


受験生みんなが
一生懸命頑張っている・・・・・・

よく考えれば
当たり前のことなのですが、
進学くらぶだと

周りに比べられる人もいないので
どうしても子どもだけを見て

「やる気がない!!」と叱ってしまう。

でもだからといって、
通塾を始めてからも
似たようなもので、

こひめ
こひめ

いつまでこのクラスにいるつもりなの!

なんて
怒ってしまったりして・・・・・・。

高い授業料を払っているのだから、
志望校の合格可能性80%を
取っていてほしい、と
勝手に思ってしまうのですよね。

でもそれは大きな間違いでした。

小6・11月は、
人と比べることもせず、
テスト結果は
昔の自分と比べるように
しています。

算数や理科は
苦手な単元のところが正解できたか、
国語は以前に間違えた漢字が
書けているかなど、

目指す学校が上位校
(偏差値55以上)なので
平均点は気にしますが、
『偏差値は上がらないもの』だと思って
接しています。

気持ちが楽になりました。

進学くらぶの時の組み分けテストの結果はこちら
小5の10月から日能研へ転塾しました

2025年 中学受験生を支える方へ

大きな不安に襲われたら、
数時間後あるいは数日後に、
家族みんなが笑顔になっているところを
想像してみて

うまくやれるだろうかという不安がよぎると、
委縮して、本来のパフォーマンスを発揮しにくくなります。

その不安を瞬時に弱めるためには、すべてが終わって笑顔に
なっている自分を想像することです。

そのまわりに同じく笑顔の仲間がいることを想像して、
いっしょにニヤッと笑ってみることです。

それだけで脳がだまされ、気持ちを
ポジティブに切り替えることができます。



おおたとしまさ『中学受験生に伝えたい 勉強よりも大切な100の言葉』第38講より

2025年中学受験は
埼玉・千葉の受験生は早くて1月上旬。
関西圏は1月10日頃から。
東京・神奈川は2月1日からです。

一日一日が長いようで
短く感じてくると思います。

私は受験勉強が間に合うか、
よりも
体調管理がしっかりと出来るか
何よりも心配でした。

料理も苦手なので、
食中毒とかも
心配になってしまいます。

ごはんをつくることさえ
怖く感じています。

1人では立ち向かえない恐怖もある

一人では立ち向かえない恐怖もある。

恐怖はひとを委縮させます。
委縮したひとは本来の実力を発揮できなくなります。

恐怖に対処する方法は、

自分が何を恐れているのかを
明確にすること。

子どもが何かに対して怖いと

感じているとき、
「心配しなくて大丈夫」などと

気持ちを否定するのは
NGです。

まずは恐怖の気持ちを

100%受け止め共感し、
そのうえで
何を恐れているのかを

いっしょに言語化してあげてください。

「テストそのものが怖いのではなく、

テストで緊張するかも
しれないのが怖いんだね」などというように。

恐怖の対象を細分化し特定できれば、

具体的な対処法が浮かび、
恐怖はしぼんでいきます。

おおたとしまさ『中学受験生に伝えたい 勉強よりも大切な100の言葉』第42講より

子どももきっと平然としているようで
絶対怖いですよね。

大人より色々深くまでは
気づかないまでも。


日に日に近づいてくる
入試本番の日。

塾からもお尻をたたかれて、
親からもガミガミ言われて・・・・・・。


何度も勝負をかけている私たち
大人とは違う、
12年しか生きていない中での
初めての勝負。


怖くないわけがないですよね。

二の姫
二の姫

怖いよ~ 眠れないよ~

と、二の姫は
絶対言ってくるだろうなと
予感しています。

この時、否定せずにこうして
話を聞いてあげることが
大事なのだなと勉強になりました。

中学受験に挑む小学生へ

怖いと思ったときこそ一歩前に出ろ。

常に自分の限界に挑戦していると、「怖い」と思う瞬間が必ずあります。

思った通りの成績がとれないかもしれないことが怖い、
努力が報われないかもしれないことが怖い、
自分に負けてしまうかもしれないのが怖い・・・・・・。

そんなときに「怖いからやめておこう」と一度後退あとずさりをしてしまうと、
怖いと思うたびに後退りするしかなくなります。

でも一度勇気をふりしぼって一歩前に出ると、
見える景色が変わります。

それって実は、自分の殻をまた一つ破ったってことなんですね。

むしろ恐怖とは、成長の予兆なのです。


おおたとしまさ『中学受験生に伝えたい 勉強よりも大切な100の言葉』第41講より抜粋

これは勉強だけでなく、
すべてに言えることだと思います。

私は現在小5の次女・ニの姫の
机にはこの言葉を
書いて貼っています。

HSCの姫たちは「怖い」と思った時に
どうしても尻込みしてしまいます。

やればできるはずなのに、
その一歩がなかなか踏み出せないのです。

特に学校では
体育の「鉄棒」「跳び箱」とかですね。

こひめ
こひめ

出来なかったら出来なかったでいいから
思い切っていってごらん!

と伝えたところ、
出来ることが増えてきました。


こと『勉強』となると、
もっと色々と複雑な感情が混じると思います。

叱られたくない、
×をつけられたくない、
何度も間違えたくない・・・・・・。


一の姫の塾でも何度も
カンニングをしている子がいました。

きっと何かが辛いのだろうと思うのですが、
それは親しか助けてあげられないと思うのです。


心を病んでしまっては元も子もありません。

せっかくチャンスがあり、
出来ている中学受験なのですから、
どんな結果になろうとも
やはり笑顔で終わりたいと思っています。

時には無理やり泣かせることも作戦です

悔しいときはとことん悔しがっていい。
泣きたいときは思い切り泣いていい。
がんばったという証拠だから。

感情を表に出すことは
決して悪いことではありません。
感情が揺れ動くのは、
それだけがんばった証なのですから。

悔しいときはとことん悔しがり、
泣きたいときは思い切りなく。

どうせなら徹底的に
その感情と向き合ったほうがいい。

そうすると、次に自分が
何をすべきかが自然にわかってきますし、
そういう経験を積むことで、
何より他人の気持ちのわかるひとに育っていきます。

中学受験生としての生活では
悔しいことも
悲しいこともたくさん経験します。

それを悪いことだと排除するのではなく、
むしろ積極的に人生の学びの機会に変えましょう。

おおたとしまさ『中学受験生に伝えたい 勉強よりも大切な100の言葉』第43講より

小5・二の姫は
最近あまり泣かなくなりました。

それでも一の姫よりは泣き虫で
今でもちょこちょこ泣きますが、
そのあとは
大抵すっきりした表情になります。


涙活るいかつ』って本当に大事です。

色々な感情がごちゃまぜになってしまい、
心もぐちゃぐちゃでわからなくなって、

そんな時 涙を流すと
何やら頭がすっきりして
やることが見えてくる。


中1・一の姫の場合は泣いたあとは
比較的勉強が進みます。
集中力が違います。


小5・二の姫は
ちょっと眠れないだけでも
泣くので、
きっと受験前日も不安で
泣くんだろうな・・・・・・。

それが良い方向に
進んでくれることを
願います。


子どもによっては「泣くな!」と
怒りたくなることも
あるかもしれませんが、

時には無理やりでも泣かせて、
自分の気持ちを吐き出させる
意外にすっきりとした表情になりますよ。
ちょっと荒療治ですが・・・・・・。

『中学受験生に伝えたい 勉強よりも大切な100の言葉』はこんな人におすすめ

〇中学受験生が家族にいる

〇テストの結果がでるたびにイライラする

〇テストの結果がでるたびにドキドキする

〇テストの結果がでるたびに喧嘩になる


〇中学受験に興味がある


〇おおたとしまささんの本が好き


〇漫画『二月の勝者』が好き

この本は4章からなっています。


第1章 せこい点取り虫にならないで
第2章 つらいのは一生懸命の証
第3章 学校選びで自分がわかる
第4章 人生は後出しじゃんけん

気になる言葉があったら
ぜひ読んでみてください。

受験生を支える
親御さんへのカウンセリング本
になってくれることと思います。

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読んでみようかなと思ったら
最近はこの本の励まされる言葉を勉強計画ノートに書きこんでいます
以前に発売されているこれらの本がもとになっているようです。
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おすすめ

それではまた。
ここまで読んでいただいて
ありがとうございました。

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