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なぜこの本を読もうと思ったのか

本屋大賞の翻訳小説部門第一位を
受賞されたからです。
私はこんな人です

▶ブログとインスタグラムで330冊以上の本を紹介
▶図書館大好き
▶自分はHSP内向型/HSC姉妹のママ
▶2024&2026年塾なし中学受験ママ
▶小学校での絵本アドバイザー活動2年
人と違うことをしたいB型なので
発売されたばかりの本でなく、
今現在は埋もれてしまっている
良い本を中心に紹介したいと
思っています。
図書館に置いてある本
(すぐ予約できて無料!)を
中心にご紹介しています。

あらすじ 2023年9月26日発売
ソウル市内の住宅街にできた「ヒュナム洞書店」。
会社を辞めたヨンジュは、
追いつめられたかのように
その店を立ち上げた。
書店にやってくるのは、
就活に失敗したアルバイトのバリスタ・ミンジュン、
夫の愚痴をこぼすコーヒー業者のジミ、
無気力な高校生ミンチョルと
その母ミンチョルオンマ、
ネットでブログが炎上した作家のスンウ……。
それぞれに悩みを抱えたふつうの人々が、
今日もヒュナム洞書店で出会う。
新米女性書店主と店に集う人々の、
本とささやかな毎日を描く。
著者
ファン・ボルム
小説家、エッセイスト。大学で
コンピューター工学を専攻し、
LG電子にソフトウェア開発者として勤務した。
転職を繰り返しながらも、
「毎日読み、書く人間」としての
アイデンティティーを保っている。
著書に『毎日読みます』、
『生まれて初めてのキックボクシング』、
『このくらいの距離がちょうどいい』
がある(いずれもエッセイ、未邦訳)。
本書が初の長編小説となる。
【訳者プロフィール】
牧野美加(まきの・みか)
1968年、大阪生まれ。
釜慶大学言語教育院で
韓国語を学んだ後、
新聞記事や広報誌の翻訳に携わる。
第1回「日本語で読みたい韓国の本
翻訳コンクール」最優秀賞受賞。
チェ・ウニョン『ショウコの微笑』(共訳、クオン)、
チャン・リュジン『仕事の喜びと哀しみ』(クオン)、
ジェヨン『書籍修繕という仕事:
刻まれた記憶、思い出、物語の守り手
として生きる』(原書房)など訳書多数。
読んだ感想
疲れた心に寄り添う、人生の「踊り場」のような物語
「なんだか最近、生き急いでいる気がする」
「今の働き方や生き方のままでいいのかな……」
そんなふうに立ち止まりたくなったときに、
そっと開きたくなる一冊に出会いました。
大ヒットした韓国小説で、日本でも
2024年本屋大賞の翻訳小説部門第1位を
獲得しました。
派手な事件や激しい展開はありませんが、
読み進めるうちに胸の奥がじんわりと
温かくなる優しい作品でした。
ヒュナム洞書店は、ある事情から
会社を辞めた主人公のヨンジュが、
追い詰められるように立ち上げた
小さな独立系書店です。
「ヒュナム洞」の「ヒュ」には、
韓国語で「休」という意味が
含まれているそうです。
その名の通り、傷ついた人々が
ふらりと立ち寄り、本と温かいコーヒー、
そして心地よい人間関係を通じて
少しずつ自分を取り戻していくストーリーです。
「適度な距離感」が心地いい人間関係
ヒュナム洞書店に集まる人々は、
無理に深く踏み込み合いません。
お互いの過去を詮索しすぎず、
かといって放っておくわけでもない。
「言いたくないことは言わなくていい」
という空気感があるからこそ、
お互いが素の自分でいられるのだと感じました。
大人の居場所には、こういう
「ゆるやかで優しい繋がり」が
必要なんだと気づかされます。
「夢や社会的成功がすべてじゃない」というメッセージ
特に印象的だったのは、
バリスタのミンジュンの描写です。
「大きな目標に向かって突き進むこと」
だけが正解とされる社会で、
立ち止まることや、ただ穏やかに
今日を生きることを肯定してくれる
言葉がたくさん出てきます。
「夢を諦めたほうが
楽しく生きられるかもしれない」
という彼のリアルな葛藤と答えには、
肩の荷がふっと軽くなるような救いがありました。
本を読むこと、書くことが与えてくれる「癒やし」
「本を読んでみたらわかることがある。
『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』ファン・ボルムより
著者たちもみんな井戸に落ちたことのある
人なんだってこと。ついさっき這い出してきた人もいれば、
ずいぶん前に出てきた人もいて。
で、みんな同じこと言ってる気がするの。
この先また井戸に落ちることになるだろうって」
本を読む行為は、単なる知識の
インプットではなく、
「自分と対話する時間」なんだと
改めて感じさせてくれます。
作中で語られる「著者たちもみんな井戸に
落ちたことのある人なんだ」という
ヨンジュの言葉どおり、本を通じて
自分と同じ痛みを抱えた存在を知ることで、
孤独が和らいでいく過程が
美しく描かれています。
私が読書記録ブログを書く理由
このような現実のなか
『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』ファン・ボルムより
書店を運営する者がなすべきことは、
それでも、小さな努力を積み重ね、
読者に多様な本を紹介することであるはずだ。
この世にはベストセラーになった
数冊の本だけがあるのではなく、
その本を書いた
数人の作家だけがいるのではなく、
実にすばらしい数多くの本、
数多くの作家が存在するのだと
知らせることであるはずだ。
私も本屋さんが出来たらいいですが、
そんな勇気が出ないのでこのブログを
続けています。
ニュースになるのはいつも著名な作家さん
だったり、賞をとった物語がほとんどです。
でもそういった本は購入しなければ
読めません。
本も高くて、待てばいつか
安く読めるのであれば私は待つ方を選びます。
「お金がないから読めない」で
知識を増やせないのは本当に
もったいない。
良い本はたくさんあるので、
読み終わることは決してありません。
図書館でネット予約をすればすぐに届く、
そんな本をこのブログではたくさん
紹介しているので
ぜひ参考にしてみてください!
『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』はこんな人におすすめ
〇仕事や人生の進路に少し疲れてしまった人
〇本屋やカフェの空間が好きな人
〇本屋さんに憧れる
〇親(家族)が好きじゃない、苦手だ
〇韓国ドラマが好き
〇激しいストーリーよりも、
日常の機微を描いた
「ほっこり系」の物語が読みたい人

大きな奇跡が起きるわけではありません。
でも、「今の自分のままで、
もう少しやってみようかな」と
思える静かなエネルギーを
もらえる本でした。
温かいコーヒーや紅茶を片手に、
ぜひ休日の読書に選んでみてください。
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本を読むと他者に共感するようになり、
謙虚になります。
自分が経験していないことを
教えてくれる。
作られた物語であっても
様々な角度から他人の心を
教えてくれる。
「自分さえよければいい」のではなく、
「他者の気持ちがわかる人」
「色々な気持ちを想像できる人」が増えれば、
この世の中が少しでも良くなるんじゃないかと
私は思っています。
どこかに必ず「今のあなたに合った本」があります。
心に残る本と出合えますように☆
それではまた。
ここまで読んでいただき
ありがとうございました。
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