【中学受験2024】私たちが中学受験を決意した理由と「進学くらぶ」を選んだ理由

2024年 中学受験
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中学受験をしようと決めた時、
大抵は大手の中学受験塾が頭をよぎります。

SAPIXや早稲田アカデミー、
日能研、四谷大塚など・・・・・・。

こんな大手の中学受験塾が
家の近くにあれば良いですが、
小学校が終わってから
2時間以上も、 
たった9歳の子が
週2~3日も通えるのだろうか?

弟妹がいて送り迎えができないけど
一人で通えるのだろうか?

できればまだ
貯金もしておきたいけど
経済的にも大丈夫なのだろうか? 

中学受験をする子が
クラスに3~4人しかいない
公立進学が圧倒的に多い地域では、
近所のママ友にも気軽に聞けません。

一人で情報収集するしかない
心細さを少しでも解消できればいいなと思い、
まとめました。

下記は、
2021年1月8日のアメーバブログ
もとにしています。


一ノ姫(長女)が小学校3年生の3学期、
中学受験を決意した時のブログです。

(中学受験界では2月から新学年。
小3の2月から「新小4」となります。
最初はわかりづらいですよね)

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中学受験に挑戦します

2021年、
一ノ姫は小学校4年生になります。

中学受験に挑戦することを決めました

小学校に入った時から学区内の公立中学にはあまり良いイメージはなく、
家から歩いて30~40分もかかるし、
どうなのかな・・・と悩んでいました。

(私も主人も今住んでいる場所は地元ではありませんが、
あまり勉強に力が入れられていなかったり
生徒の人数が多すぎることも気になっていました。)

でも、私から一ノ姫に話をしたら、

こひめ
こひめ

勉強を強制的にやらせて
しまうことにならないかな・・・・・・?

と思っていました。

でも情報だけは色々と与えておこうと思い、
公立中学校の制服が並んでいるお店で、
通う予定の中学の制服や
公立中高一貫校の制服を見せたり、
本屋さんでは私立の中学受験案内を
見せて説明したりしていました。  

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選択肢はたくさんあるんだということを
教えておいてあげたかったんです。

中学受験をしようと思った理由


私立の中学受験をしようと決めた理由は、
一ノ姫になかなか
友達ができなかったことでした。


周りを観察しすぎて、
空気を読んでしまう一ノ姫は
自分から話しかけられる子ではなく、

だからといって
いじめられるようなタイプでもないので、
クラスでは中立的な、
空気のような存在だったのでしょう。



一ノ姫の通う小学校は
少子化の時代に逆行したマンモス校
一学年150人は超えます。

毎年クラス替えがあるので、
”2年生になったら・・・”
”いや3年生になったら・・・”と
毎年望みをもってはいましたが、

3年生の2学期にもなかなか打ち解けられないのをみて、
中学受験を薦めました。



毎日毎日  友達の話をしてくれていましたが、

こひめ
こひめ

なんか話が一方的だな

と不思議に思ったので聞いてみると、

一ノ姫
一ノ姫

だって周りから聞こえてきた話なんだもん


と・・・・・・。

一ノ姫が話していたのではなく、
自分は席に座っていて、
周りで大きな声で話していた内容を
私に話していただけだったのです。

こひめ
こひめ

じゃあ休み時間は何をしているの?

一ノ姫
一ノ姫

天気が良い日は外に出て
雑草と遊んでいるかな


と笑顔で話す姿をみて、
主人とともに
とてもショックを受けました。

頭を強く殴られたような
衝撃とともに、
涙が出てきました。


このまま今とほとんど
同じメンバーの
公立中学には進ませられない。


一ノ姫にとって生活しやすい環境に
行かせてあげたいと
主人と話し合い、受験を決心しました。

小4以降の学校生活


それでも4年生になったら
友達が出来るかもしれない、と
希望は捨てていませんでしたが、

4年生では担任の先生と合わず
不登校気味になり、
カウンセラー通い。


5年生でやっと話せる友達が
できましたが、
今のところ私立中学受験を
する方向はぶれていません。

どうしても同じ中学に行きたいと
思えるくらい仲良しではないそうです。


6年生になってからは
5年生の時 同じクラスで
仲良くなった子2人と
同じクラスになれました。

友達が出来たことで自分への自信もつき、
クラブ長や委員長などの役職ももらい、
毎日楽しくイキイキと登校しています。

ですので、私たち親は
受験勉強が辛くなるようであれば
いつでも撤退するつもりでいます。

今のところ、一ノ姫は勉強が楽しいらしく、

一ノ姫
一ノ姫

可愛い制服が着たい」から頑張る!


と、日々勉強に精を出しています。

親に中学受験の経験はない


中学受験については
私も30年くらい前、
小6になってから、
力試しをしてみたいと思い、
自分で考えて受けました。

公文や個別指導の塾には
年中から通っていましたが、
家は最寄り駅までバスで20分かかるという
ド田舎だったので、
通える範囲も限られていました(笑)

私の親は受験について
調べたりしてくれていた記憶はなく、
自分で本屋さんで調べた気がします。
(願書の申し込みや
受験料とかはだしてくれましたが)


2校を受験しましたが、不合格。

今、一ノ姫の中学受験勉強を見ていると
私は同じ勉強をした思い出がないので、
全く歯が立たなくて当然でした(笑)


そのあとも私は
高校受験でも本命の公立校には不合格、
大学受験も本命には落ちました。


でも進学した先で良い友達も出来たし、
学校生活は色々あったけど楽しかったので、
後悔とかトラウマとかは
全くありません。


なので、
今の時点で一ノ姫もいくつか候補校はありますが、
合格したところが神様が選んでくれた
一ノ姫に合う学校になるんだ思うよ」と伝えています。


一ノ姫にもやりたいことはやってほしい。
やらせてあげたい。
挑戦させてあげたい。
その気持ちは主人も私も共通してあります。
(もちろんニノ姫に対しても)


なので、一ノ姫から
「地元の中学には行きたくない。
受験してみたい」と言われた時から、
ネットや本で中学受験の勉強をしました。

塾選び 開始


12月に入ってからは
こちらの本を購入し、読みふけりました。

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私が持っているより新しい本がでています↓

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『子どもの「最高」を引き出すルール 中学受験の親たちへ』

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良さそうな塾の入塾案内を頼んだり、
入塾テストを受けたり、
申しこみに間に合った
「小4準備 冬期講習」を受けてみたり、
冬休みの間は何かと忙しくしていました。

通信教育の「進学くらぶ」に決定


入塾テストを受けた
有名大手塾2校から
入塾の合格をもらいましたが、


わが家が選んだのは

『四谷大塚の通信教育
(進学くらぶ)』です。


選んだポイントは、3つです。

①まだ夜の通塾をさせたくない
(妹がいるので送り迎えができない)

②まだ10歳、
もう少し自由な時間を作ってあげたい

③お金も今はできるだけ節約しておきたい


①夜の通塾の不安

これは、常々思っていました。
わが家は車がないので、
電車での送り迎えになります。

もうすぐ小2にはなりますが
妹・ニノ姫はあまり体力がなく、
学校が終わってから一ノ姫の塾に
付き合えるとは思えません。

かといって夜にニノ姫が
一人でお留守番はできません。

痴漢のこともあったので、
夜に一人で電車に乗せるのは
まだ心配でした。


なので最初は独学で
ドリルとかも考えたのですが(一番安いし)、

資料請求したある個別進学指導塾の方から、

娘さんに今やる気があるのなら、
何かしら中学受験塾に
関わっていた方がいいですよ。

小5になっていざ通塾を始めたときに
レベルの違いに 圧倒されて
やる気をなくしちゃう子もいるんですよ。

と助言を受けました。

そこで、 四谷大塚という老舗の
中学受験塾の通信教育に決めました。


この個別進学指導塾の方には
感謝してもしきれません。
本当にその通りでした。

中学受験の経験がない親では、
特に算数が難しく、市販のドリルだけでは
太刀打ちできなかったです。

もし、市販のドリルだけで勉強していたら、
今一ノ姫は日能研のこのクラスには
いられなかっただろうと思います。

②もう少し自由な時間を作ってあげたい

これについても、常々感じていました。

テレビで中学受験のドキュメンタリーとかをみていると
少しかわいそうだと感じる時もありました。


でも一般的に15歳で向かう勉強に
12歳で向かうだけのこと。


大変さはみんな一緒なんですよね。

少し幼いぶん、
親が手伝ってあげるところは増えますが。

でももう少しだけでも家で本を読んだり、
テレビを見たり、
みんなでトランプしたり、
あやとりしたり、
折り紙したり、

マジカルスマートノートで遊んだり、
公園でバトミントンしたり、
のんびりごろごろしたり、
一緒にお料理したり・・・
そんな時間を作ってあげたいと思いました。


でも実際は進学くらぶのカリキュラムに追われ、
これらのことはほとんどできませんでした。

③お金も今はできるだけ節約しておきたい


③は説明するまででもないのですが・・・・ 。


早稲田アカデミーも
オンラインで授業を受けられます。
でも授業料は通塾と変わらない値段。


それならばテキストは同じ四谷大塚のものだし
四谷大塚で良いのではないかと思いました。

(早稲田アカデミーではテキストは四谷大塚の
「予習シリーズ」というテキストを主に使用しています。)


早稲田アカデミーの体験授業は受けていないのですが、
一ノ姫は超文化系なので
体育会系の塾は合わない気がしました。


一ノ姫にとっては一人きりで
パソコンに向かう一年間になります。

もちろん、春期・夏期・冬期講習など、
お迎えができるものは
できるだけ参加しようと思っています。


でも進学くらぶでは
この春期・夏期・冬期の講習も配信されます。

テキストも送られてきます。
もちろん追加でお金はかかりません。

進学くらぶについてくわしくまとめてある記事です



ただ、この配信ではなく、
校舎に通う場合は別にお金を払います
(かと言って通信分の返金などはありません。)

なので、春期と冬期は
そのまま進学くらぶでやってきました。


通塾生と同じように講習会判定テストもありますし、
平均点や偏差値も出ますので身についているかはわかります。


小4の夏期講習だけは
初めての受験生の夏休みだったこと。
そして夏休みは1か月以上あるので、
国語と算数だけ
日能研の夏期講習を別に取ってみましたが、
一ノ姫からすると大変だっただけのような感じでした。


日能研と四谷大塚では
カリキュラムの勉強をする順番も
勉強の仕方も違うので、
まだ勉強していない単元もあったし、
自分の考えを書く記述が多いので混乱したようです。

ここは夏期講習を薦めてしまった私の反省点です。

夏期講習についてはこちらに詳しく書いています


小5の夏期講習で四谷大塚を
とれば良かったのかもしれませんが、
大変な思いをした記憶のある一ノ姫は
「今回は進学くらぶだけでやる!」と言ってきたので、
その気持ちを優先させました。

小5の夏期講習くわしくはこちら



けれども、もう一つの天王山と呼ばれる
小5の夏を一人きりで
勉強するのは難しすぎました。

算数は全くついていけなくなり、
一ノ姫はここから徐々に成績が下がっていきます・・・。

その後、通塾に切り替えます。詳しい記事はこちら


中学受験を目指している方のブログとかを
読ませていただいていると、
正直私の考え方は甘いなと思います。


本気で受験を考えているなら
もっと犠牲を払わないといけないのかなとも思います。


でも、
わが家の大事にしたいことを
大事にしたままの、
今わが家ができる、これが最高の決断


そう信じて一歩踏み出そうと思います。

家族みんなで一ノ姫をサポートする中学受験。


いつでも引き返せるし、
辞めることだってできるし、
あまり気張らずに、
スタートしていこうと思います。

まとめ

2021年に中学受験をすると決めてから
もうすぐ2年が経とうとしています。

始めたころに考えていた
「中学受験をしたいという気持ち」は
2年を経たところで変わっていませんが、
勉強の状況だけは大きく変わりました。


進学くらぶで1年半勉強できたことは
コロナ禍だったということもあり、
わが家にはとても合っていた。
良かったといえる選択でした。


ですが、
この通信講座は
向く子と向かない子がいて、

向く家庭と向かない家庭がある

ことは事実だと思います。

そして向く子(向く家庭)でも、
かなりの努力が必要です。

●一人きりで頑張る子のスケジュールのサポート
●どこかでつまづいていないか細かく観察すること
●週テスト・公開組み分けテストなど毎週の印刷
●勉強・テストの間の集中できる場所と時間の提供
●8枚近くのテスト用紙をスキャンして送信
●解答の印刷
●テスト結果の把握
●正答率の把握


もちろんこれらのことは
絶対やらなくちゃダメ!なものではありません。
(やらなくちゃいけないものはありますが)


でもやはり公開組み分けテストで
順位がわかるからこそ、

頑張っているわが子に
その場所をキープさせてあげたい!と
思ってしまうのが親心であります。。。


進学くらぶはわからないことがあれば
電話やメールで相談もできるし、
対応も丁寧な方ばかりです。


先方から連絡がくることは
ほとんどありませんが、
頼れる場所がないわけではありません。


ただ進学くらぶの問題点もありますし、
親が頑張ってしまう一方で
子どもを追い込んでしまう危険性もあると思います。

進学くらぶについてのまとめ記事です。アクセス多い記事です!


もしご質問等があれば
お気軽に「お問い合わせ」に書き込んでください。


長いブログにお付き合いくださり、
ありがとうございます。

少しでも中学受験のスタートの不安を
ぬぐえるお手伝いが
できていたらいいなと思っています。


それではまた。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。

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