『東大生の本棚』を読んだ感想

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16歳~18歳のあなたへ

 歴代東大合格者ゼロの無名校のビリ(元偏差値35)だった著者が2浪して、「読解力」と「思考力」を鍛えた結果、みるみる成績が上昇。見事、東大合格を果たします。
そんな著者が東大生100人への調査結果をもとに、「どんな読書をすれば、多くの知識を自分のものにできるのか」徹底的に解説してくれています。

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東大生はどうやって本と出合ったのか?

「あなたの、本との出合いはいつですか?」
「読書に興味を持ったのは、どの本がきっかけでしたか?」

こう聞かれたら、みなさんはどう答えるでしょうか?

「東大生の本棚」西岡壱誠より

私は、「いやいやえん」です。幼稚園頃だったと思うのですが、でもなぜ好きだったのか今はわかりません。でもこの赤い表紙が印象的だったのかもしれません。
娘が産まれてから再度借りてみましたが、なぜそんなにハマったのか、大人になった私にはさっぱりわかりませんでした。
多分はちゃめちゃな内容が突き刺さったのかな。。。


親になった今 できることは

「この本を読んだから東大生になれた!」みたいな1冊なんて存在しないのです。
実際に「親から読めと言われて読んだ本がとても参考になった」「課題として出された本が印象に残っている」というように人から押し付けられた本を好きになったと答える東大生は一人もいませんでした。人から「読め!」と言われたものを好きになることなんて滅多にないのです。

「東大生の本棚」西岡壱誠より

これはおおいにうなずけます。誰だって嫌だと思います。

この本では家の本棚には、図鑑も絵本も、時には大人向けの本も全部ある本棚が良いと薦めています。

わが家も2年くらい前まで図鑑は入れてなかったのですが、この本↓なども読みながら、
図鑑は何冊か購入しました。



やはり娘たちが興味のあるジャンルでないと くいついてもくれないので、
「鳥」「植物」「にっぽんの図鑑」「世界遺産」を購入しました。

それでも「今すぐ読んでね!」じゃなくて、「いつか気が向いたときに読んでね~」くらいで私は特に何も言いません。

特に図鑑については、私が自分自身興味を持ったのは幼稚園のときの「動物」のみで、
そのあとは全く興味がわきませんでした。昔の図鑑は絵が本格的でちょっと気持ち悪かったんですよね。

なので今、小学館の図鑑とかを見ると、すごく綺麗でわかりやすくて驚きました。
正直中学受験を視野にいれるとこれだけではまったく足りませんが、今は欲しいと言われたものをそろえるようにしています。お金と本の場所が許すなら星座や宝石も手に入れたいです。大人が見ても楽しめるし、面白いです。




特に世界遺産は中学受験にもオススメです。とてもわかりやすくて、大人が読んでいても楽しめます。

本の感想を言い合う場所が大切

東大には自分が読んだ本の内容を語り合うサークルがたくさんあるそうです。
できることなら私も東大にいきたかった(笑)
本の感想を話したくて、教えたくてブログを書いている私にはぜひ行ってみたい学校だなと思います(笑)。

話はそれましたが、この『本の感想を言い合う』ということは、私は国語の成績を上げるためにとても重要だと思っています。
本は読むだけではなにも吸収できないんですよね。
本の主人公をどう思ったのか、自分だったらどうするか、このお話の要点は何か、
それを自分なりに解釈できていないとただ読んだだけで記憶にもあまり残らないしもったいないと思うんです。

本好きの次女は特にこの傾向が強くて、読んだ本のことを話したくて仕方ないんです。
なので、私も次女と同じ本を読んで意見を言い合ったり、解釈の仕方を話したりしています。
とっても嬉しそうに、よぉく考えながら話してくれます。時々私がいじわるな質問をするときもあるのですが、「うーんうーん」と一生懸命頭をひねりながら、答えを出してくるので、その顔をみるのもとても微笑ましいです。いつもお風呂で話し合うので、なんどのぼせそうになったことか・・・。

けれどもそのおかげなのか、現在四谷大塚での国語の成績はとても良いです。作文なども得意ですし、記述式の問題は今のところ苦労していません。

7歳の頃受けた言葉のテストでは語彙力は10歳以上だったと担当の先生に言われ、私も驚きました。

読み聞かせはやっぱり大事なのか


私は小さいころから寝る前にこの本を毎晩読んでいました。
自分も本が好きなので、読むことに辛さはありませんでしたが、本をあまり読まない人には辛いですよね。

でも無理に読まなくても良いと思うんです。読まなくちゃ!!と思って、自分が好きでもないことに貴重な時間を割く必要はないと思います。
逆に子どもに「このお話ってどんなお話?」とか聞くと、一生懸命子どもの方が読んでくれるかもしれませんよ。

こひめのひとりごと


読み聞かせをする時期(1~5歳くらい)って、親も最も大変な時期
そんな時に育児本とかに「やるといい」って書いてあると「やらなくちゃ!」って強く思ってしまうけど、親だって大変なんだから、やれるときにだけやれば良いと思います。
親が笑顔で楽しそうにしている姿を見せることが一番大事だと私は思います。

親が楽しめる本を用意して、それこそ雑誌とかでもいいと思うんです。
あとは最近は大人が読んでも泣ける絵本もたくさんあります。

この「東大生の本棚」は小学生・中学生・高校生・大学生になってから読んだ本と
分かれて何冊かずつ紹介されていますが、正直やっぱり難しそうだなと思う本が並んでいます。
でもこれは読めるかも・・・と思える本も載っています。

私は親だって読みたい本を読むことが大事だと思うので、マンガでも雑誌でもよいから、子どもにスマホじゃないものを見ている親の姿を見せることが大事だと思います。自分(子ども)が見たことない姿を、真似できないと思います。子どもにやってほしいと思うことは、口で言わずに、自分が背中でみせなければいけないのかなと今も思います。


なかなか時間がなく、ゆっくり本を開けないというかたには
こちらのオーディオブックがオススメです↓お試しで聴くことがことができるので是非!

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よろしければ一服(笑)↓

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