私も女の子を持つ親になりました。
昔の生理の常識と
今の生理の常識は大きく変わっています。
自分の常識は今の非常識かもしれません。
色々な性犯罪なども起きる中、
自分の身体を大事に、大切にしてほしい。
親でなくちゃ教えてあげられない身体のこと、
今すぐに話すべきです。
〇小学校4年生~中学生の女の子
〇生理がくることに不安がある
〇生理のことで悩んでいるけど家族に聞くのは照れる
〇生理のこととかちゃんと話しておきたいけれど
時間がないし、話すのが照れてしまうおうちの方
におすすめできる本です。
内容
生理を世界一わかりやすく!
”はじめての生理”がいつきてもだいじょうぶ!
日本でもっとも有名な産婦人科医・宋美玄先生が
小学校中学年~中学生の女の子に向けて、
やさしくレクチャーします。
専門家が、科学的・中立に正しい生理の情報を、
「コミック」で「楽しく」「わかりやすく」伝える唯一の本です。
生理のしくみ、女性の体のメカニズム、
ナプキンの選び方などの基本情報だけでなく、
「生理痛はガマンしない」
「モレ対策の最終兵器・オムツ型ナプキン」
「ピルを有効活用しよう」
――など生理の”新常識”もお伝えします。
プライベートゾーンやLGBTなど
一歩踏み込んだ性の話も網羅。
母親自身が娘に上手に生理を教えられないとき、
この本を手渡してください。
2020年2月19日 発売
著者
宋 美玄
産婦人科女医、医学博士、性科学者。
丸の内の森レディースクリニックにて院長を務める。
大阪大学医学部卒業後、イギリス・ロンドン大学に留学するなど
産婦人科医として研鑽を積む。
2012年に長女、2015年に長男を出産。
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
読んだ感想
図書館のおすすめ本の棚にあり、出合いました。
宋先生は以前、テレビでお見かけしたことがあり、
大事なことをちゃんと言葉でお話してくれて、
わかりやすくて良い先生だなと感じました。
この本は初潮を迎えた女の子の悩みや不安に
宋先生がマンガとコラムのようなかたちで
答えてくれる本です。
一ノ姫に良いかなと思い借りてみましたが
やはり 気に入り、
すごく勉強になった。
欲しいなぁ、この本。
家にあってもいいと思う
と、大絶賛。
私も読んでみましたが、
これから生理を迎える子には
ぴったりの本です。
◎マンガですらすら読める
◎解説ページでもっと詳しくわかりやすく説明してくれる
◎「学校でナプキンをどう持ち運ぶか?」
「おりものが気になる」などの素朴な疑問にも答えてくれる
◎プライベートゾーンやLGBTQについてのお話もある
女の子が好きなタッチの絵で、
入りやすく、読みやすく、心に寄り添って
丁寧にわかりやすく説明してくれます。
生理についての知識のアップデート
私ももう生理の先輩としては25年以上経ちます。
でも、私も知らない情報もあったし、
今の子達には特に必要な情報
(LGBTだったり、ピルの処方、性犯罪)なども
書かれており、
ネットの時代に生きる子達だからこそ
間違った情報に悩まされないように、
こういう良書と出会わせるべきだと思いました。
私でさえも12歳の頃から噂だったり、
生理は病気じゃない、薬なんて飲んだらダメだと
いう不確定な情報に悩まされてきました。
でも体のことで不安があったら
婦人科できちんと診てもらうべきだし、
姫たちには正しい情報を与えてあげたいと思っています。
小学生のムダ毛の処理事情
最近、一ノ姫が
「腕の毛、脇の毛が気になる」といってきました。
自分が気にするほどみんなは気づいてないものだよ
なんてごまかしていました。
ぶっちゃけ自分が小学生の時は、
何もしていなかったし、
私はそういうところが無頓着な方だったので
どうすることが良いのかわかりませんでした。
この本では「カミソリで剃る方法」を
教えてくれていました。
小学生であっても
カミソリでそるんだとびっくりしました。
私の時はまだ一枚刃とかだったので、
単純に使うのが怖かったというのが一番ですが、
それをおいても自分の常識は
もう古いのだということが
こういう本を読むとよくわかります。
親として、
知識をバージョンアップしていくことは
とても大切なんだよなと思います。
この本をオススメしたい人
〇小学校中学年~中学生の女の子
〇生理がくることに不安がある
〇生理のことで悩んでいるけど家族に聞くのは照れる
〇生理のこととかちゃんと話しておきたいけれど
時間がないし、話すのが照れてしまうおうちの方
という方におすすめの一冊です。
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