【中学受験】進学くらぶ生・日能研生・個別指導塾生は首都圏模試センターの『合判模試』も利用しよう

2024年 中学受験
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日能研では小6の夏まで
全国公開模試も、
校舎内での受講です。

四谷大塚はほぼ1ヶ月に1回、
公開組分けテストや
合格判定テストなどで
外部の場所を使い、
不特定多数に囲まれた中、
テストを受けます。

どちらのテストも
難関校や上位校、
進学校を狙っている子たち向けのテストです。


〇大学付属校を考えている

〇中堅校を考えている


方には
首都圏模試センターが行っている
合判模試がおすすめです。

各塾が行うテストがあるのに
プラスしてお金を払って
受けるテストにどんな意味があるのか
私の考えをお教えします。


進学くらぶを始めたばかりの方、
進学くらぶが気になっている方
にも、おすすめの記事です。

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首都圏模試センターの合判模試とは

画像はホームページより

『合判模試』は2019年度までは
『統一合判』と呼ばれていたテストです。

首都圏最大規模の中学模試

入試イメージの変化受験生に対し、下記の2軸と問題に対しての解法「思考スキル」でアプローチしていきます。

ダイバーシティの時代、教育観も多様化し、
「思考力型入試」・「プログラミング入試」・
「プレゼン型入試」など、
これまでにない新たな入試が年々増えてきております。

また文部科学省は、
大学入試制度改革にあわせて、
学校の通信簿などこれまでの相対評価から、
絶対評価に移行するように
教育現場へ促しています。


それにより、中学入試でも多様な
評価軸が生まれ、これまでの教科型の模試では、
受験生の学力が計れなくなってきている
ことは周知のことと存じます。

それらを踏まえ、当社では2020 年度から、
「偏差値」による相対評価と
「思考コード」による絶対評価の
2 軸を使用して、
受験生の指導に役立てられる模試に
リニューアルいたしました。

首都圏模試センターホームページより首都圏模試とは|模擬試験|首都圏模試センター (syutoken-mosi.co.jp)
画像はホームページより

しゅともしの新基準

試験問題のレベルが、
簡単か難しいかだけでなく、
「どの程度の知識が必要なのか」と
「どの程度の思考の深さが必要なのか」

という絶対評価を縦軸と横軸で、
どの段階に位置するのかというのを
図る指標になるものです。


テストの点数や偏差値は
上がったり下がったりしますが、
一度身に付いた思考のレベルは持続するので、
子供の成長を見守る新しい観点になります。

ザビエルについて
を例にして説明します。

A 知識・理解思考知識を問う問題、知識を理解し運用できているかを問う問題
B 論理的思考応用力を問う問題、情報を分析整理する力、
論理的に説明する力を問う問題
C 創造的思考自分の考えを表現したり、様々な知識や創造力を活用する力を問う問題

※縦軸の1~3は問題の難度を表し、数が大きくなるにしたがって難度が上がっていきます。

首都圏模試センターホームページより首都圏模試とは|模擬試験|首都圏模試センター (syutoken-mosi.co.jp)

この「ザビエル」をテーマにした問題の出方は
とても分かりやすいです。

なぜなら、進学校と大学付属校での問題の出し方は
こんな風に全然違うからです。

私たち昭和生まれの受験では
上の図のAやBの2くらい
までだったと思います。


けれども令和の受験は
選択肢から選ぶことの他に

B2のように
フランスシスコ・ザビエル=キリスト教=1549年
と暗記するだけでは太刀打ちできなくなっています。

偏差値55以上の進学校では、
自分の意見も交えて文章を書かせる学校も
多くあります。

最多の志望校データで適正な診断

大勢の仲間が一斉に集うから
自分の位置や弱点がわかる

  1. 志望校6校判定(全入試を判定)
  2. 各校志望者の順位がひと目でわかる
  3. 合格の可能性がわかる
  4. ライバルの併願校がわかる
首都圏模試センターホームページより首都圏模試とは|模擬試験|首都圏模試センター (syutoken-mosi.co.jp)

テストを受けた数日後には、
・テスト答案
・テスト問題
・解答・解説
・フォローアッププリント(間違えた問題の類題など)

・偏差値
・平均点
・志望校判定

などもネットで
見ることができます。

首都圏模試センターの『合判模試』は
その名の通り、
『首都圏』の子たちが受験します。

なので、ほとんどが
中小塾や個人塾、
個別指導塾、
通信教育、家庭教師・・・・・・などを
利用して勉強している子たちが受験します。


御三家や新御三家、
四谷大塚や日能研偏差値55超えの
いわゆる進学校を受験する子たち

新小4から大手四大塾に
通っている中学受験ガチ勢なので
このテストはほぼ受けません。


なので、この『合判模試』は
そのトップ層がいなく、
受ける子の偏差値帯もバラバラなので、
偏差値がとても高く出ます。

例えば、合格率80%の
予想偏差値一覧を見ると、

2月1日午前 4科試験
桜美林おうびりん(女子)は

合判模試偏差値 54
日能研偏差値  48 です。


2月2日午前 4科試験 
桐光学園とうこうがくえん(女子部)は

合判模試偏差値 55
日能研偏差値  44 です。

※偏差値表の日付なども違うのであくまで参考値です。

うちの子、すごくない?!

と、とても幸せに感じることもありますが(笑)
本当の上位層がいない試験の偏差値なので
鵜呑みにしない方が良いです。

良い成績がとれていて、
合格判定も80%以上がとれていたとしても、

この試験を受けていない
自分より頭の良い子たちが
いるのだということは忘れずに
努力を続けてほしいです。

進学くらぶ生が合判模試を受けるメリット

それではなぜ、進学くらぶ生に
この合判模試がおすすめなのか
お話します。

進学くらぶ生の組み分けテストは、
追加でお金はかかりません。


いつものように家でも受けられるし、
外の会場で受けたかったら
早めに申し込んで、
空きがあれば希望の会場で受けられます。


私たちは家から近い会場が
実施会場の時だけ
申し込んでいました。


進学くらぶ生の
一番の
マイナスポイントは

会場慣れ(場慣れ)が
できないこと、です。


いつもは安心できる家で
力を出し切ることができます。


ですが、テストは
行くまでの移動時間があり、
たくさんの知らない子たちの中に入り、
色んな物音がするなかでのテストになります。


この場慣れ
大規模に実施してくれる外部会場で
受験しなければ練習できません。


一ノ姫も最初の数回は
とても緊張していました。

帰ってくるたびに、

一ノ姫
一ノ姫

問題用紙
まるまる一枚やり忘れてた~~~

という緊張からくるあり得ないミスだとか、

一ノ姫
一ノ姫

後ろの子が
鉛筆コロコロ転がしてて集中できなかった

など、音に関しての苦情だとか、

一ノ姫
一ノ姫

後ろの子にカンニングされてたと思う

などと、
聞き捨てならないことまで・・・・。

さすがにこのカンニング事件だけは、
ちゃんと名前まで憶えていたので
きちんと話を聞いてから

四谷大塚に報告の電話をしました。)


日能研生にもおすすめの理由

以前通っていた日能研では
小6の7月まで通っている校舎(教室)での
テスト
です。

いつもの塾で、いつもの机で、
見慣れた友達がいるテストです。

7月からやっと他会場に受けに行くのかと
驚きました。

ですが、この会場・・・・・・
結構場所が遠いのです!

私立中学や大学が
場所を提供してくれているのですが、
受ける予定のない
片道1時間半もかかる会場まで
受験しに行くなんてもったいない!

小6のクリスマス直前まで
受けに行かされます。

コロナやインフルエンザが流行っている中、
往復3時間もかけて行く意味を
見いだせず、

このテストを当日に受けなければ
クラスの席順が一番後ろになってしまうので
一ノ姫にも受けに行くかどうか
話して納得してもらったうえで

私たちは『自宅受験』を選択することが
多かったです。
(2024年度からは自宅受験できなくなるかもしれません)

ちゃんと受けに行ったのは
6回中3回くらいですかね。

通っている校舎でも
受けさせてくれれば良いのに
と思っていました。


ただ、私も日能研しか通っていなければ
遠かろうと受けに行ったかもしれません。

この判断が出来たのは、
『合判模試』を知っていたことと、
『進学くらぶに通っていた間、
外部会場に何度も行っていた』から

無理に往復3時間かけて
行かなくてもいいやと
思えました。


デメリットはプラスして
お金がかかることですかね。

いつも受けている小学校のテストとの違い


小学校のテストは
カラーの紙っぺら1枚で終わりますが、

組み分けテスト(中学受験の試験)は、
問題用紙と解答用紙が
分かれています


問題用紙は冊子になっていますし、
大きくてめくりづらそうなうえ、
まだ10歳の小学生が
初めて目にする難しいテストです。


最初は校舎(テスト会場)に圧倒され、
周りの頭の良さそうな子たちに圧倒され、

自分が持っている力の
半分くらいしか力を発揮
出せないと思います。


特に一ノ姫のような
HSCの子の場慣れは
早い方が良かったと思っています。

HSP・HSCとは
ひといちばい敏感な子
(Highly Sensitive Person・Child)のことです。

こどもの5人に1人の割合でみられ、
生まれつきよく気が付き、
深く考えてから行動します。

悲しみや喜びを
他の子よりも強く感じます。

感受性が強く、
豊かな想像力がある一方で、

嫌な思いをしたときには
他の子よりも臆病になったり、
怖がったり、落ち込みます。

受けたい学校が決まってきたら


受けたい学校が決まってきた場合にも、
『合判模試』の利用はおすすめです。

四谷大塚の
合不合判定テスト|中学受験の四谷大塚 (yotsuyaotsuka.com)

日能研の日能研 全国公開模試 (nichinoken.co.jp)も、

会場が発表されて
そこに自分の受けたい学校があれば
ぜひ受けてみると良いと思います。

他塾のテストは問題の出方なども
違うので良い点数はとれないかもしれませんが、

受験したい学校があったら
通っていなくても受けられる
これらのテストは
おすすめです。

親にもメリット多し

子どもがテストを受けている間って
何気に暇を持て余します。

子どもがテストを受けている間に
保護者に
待機場所と
学校の説明会までしてくれます。

至れりつくせりのテストです。
(各学校によります。)


私たちが行ったある大学付属校が
会場となった『合判模試』では、

首都圏模試センター主催で、
中学受験のエキスパートの方が約40分間
お話をして下さり、

その後、会場提供してくれた学校が
学校説明会を約1時間して下さった上、
個別相談も受け付けてくれました。

ゆっくりと
色々質問することができました。


この学校はインドア派の姫たちの
志望校には入らなかったのですが、
体育会系であれば
とても良い学校だなと感じました。

受験当日に座る机と椅子を体験できる


一ノ姫がテストを受けたのは
学校の教室なので、
どんな雰囲気なのかも知ることができ、

当日座るだろう机と椅子を体験でき、
これは良い経験になったなと思いました。


まとめ

〇会場慣れができる

〇大学付属校や中堅校を受ける子には
ちょうどよい問題

〇受けたい学校がある場合は説明会も参加可能

〇受験当日の教室が体験できる

〇塾代以外でプラスして5000円ほどかかる
(交通費も)

〇自分で申し込むのは少し面倒


中堅校・上位校を第一志望にしている
進学くらぶ生(日能研生)が
場慣れするには
もってこいの模試だと思います。

それではまた。
ここまで読んでいただいて
ありがとうございました。

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