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なんでこの本を読もうと思ったのか

辻村深月さんの本を
全部読んでみたいと
思いたったからです!
まず最初はこの本からと
紹介されていました。
私はお皿洗いと掃除機がけの時に利用しています☆
目が疲れない一番楽な読書体験をどうぞ。
私はこんな人です

▶ブログとインスタグラムで330冊以上の本を紹介
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人と違うことをしたいB型なので
発売されたばかりの本でなく、
今現在は埋もれてしまっている
良い本を中心に紹介したいと
思っています。
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あらすじ 2009年4月15日発売
小学生の「ぼく」には、
言葉によって他人の行動や感情を
縛ることができる特殊な能力があった。
ある日、幼なじみのふみちゃんが
残酷な事件に巻き込まれ、
激しいショックから
心を閉ざしてしまう。
犯人に対して激しい怒りを覚えた
「ぼく」は、自分の能力を使って
犯人に罰を与えることを決意する。
「書き終えるまで決めていたのはただ一つ、
<逃げない>ということ。――私の自信作です」
――辻村深月
著者
辻村深月
1980 年2月29日生まれ。
山梨県出身。
千葉大学教育学部卒業。
2004年に『冷たい校舎の時は止まる』で
第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。
『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、
『鍵のない夢を見る』で第147回直木賞、
『かがみの孤城』で第15回本屋大賞を受賞。
他の著作に『凍りのくじら』
『ぼくのメジャースプーン』
『スロウハイツの神様』
『名前探しの放課後』
『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』
(以上、講談社)、
『琥珀の夏』
『嘘つきジェンガ』(文藝春秋)、
『闇祓』『この夏の星を見る』
(KADOKAWA)
『傲慢と善良』(朝日新聞出版)など。
新作の度に期待を大きく上回る
作品を刊行し続け、
幅広い読者からの熱い支持を得ている。
読んだ感想
主な登場人物
- ぼく: 小学4年生。他人の心を縛る特別な「能力」を持つ。
- ふみちゃん: 「ぼく」の幼なじみ。ある事件により心を閉ざしてしまう。
- 秋山先生: 「ぼく」の叔父。「ぼく」と同じ能力を持ち、
能力の使い方や倫理を導く存在。 - 市川雄太: 凶悪事件を起こした犯人。
ハッキリ言って理解するのが難しい
主人公の「ぼく」が持つ特殊能力が
まぁ理解するのが難しい。
私はノートに書いて
整理していきましたよ……。
「ぼく」が持つのは
『条件ゲーム提示』という特殊能力です。
声を囁く相手に条件ゲームを持ちかけ、
『相手の潜在能力を
引き出すための呪い』をかける力です。
『Aという条件をクリアできなければ、
Bという結果が起こる』と言われる
↓
条件ゲームを言われた人は、
Bという結果が起こるのが怖くて
必死になってAの条件をクリアしようとする。
条件Aに出すのは
「もしもこれができれば許してもいい」
または
「到底こんなことはできないだろうけど」
のどちらかの条件を課すのが妥当で、
本当の意味での罰を
条件Bとして用意する。

ここがきちんと理解できないと
この先、絶望的に
わからなくなります!
特殊能力のリアルな「制約」と倫理観
「彼には、報いを受けてもらいます。
『ぼくのメジャースプーン』辻村深月より抜粋
これは因果応報なんですよ。
誰かに対してひどい行いをした者、
誰かを馬鹿にして笑ったもの、傷つけた者。
そういう人間は、いつか必ず
自分の人生にそれが返ってくる。
(略)
そういう彼らが年を取ると、
今度はそれが返ってくる。
自分が言っていたこととそっくり同じ言葉を、
自分より若い世代に
言われることになるんです。
そうやって報いを受ける」
「彼の人生に、それを返します」
ファンタジー的な能力でありながら、
「言葉で縛る」ことのリスクや
代償がリアルに描かれています。
「力があるからといって、
人を罰していいのか?」という
「ぼく」の葛藤が胸を打ちます。
私は秋山先生の意見に賛成です!
小学4年生の純粋でまっすぐな覚悟
『ぼくのメジャースプーン』辻村深月より
「自分のために一生懸命になってくれる
誰かがいること。
自分が誰かにとって
かけがえのない人間であることを
思い出すことでしか、
馬鹿にされて傷ついた心は
修復されないと、
僕の友達が言っていました。
よく、頑張りましたね」
大切な人を傷つけられた悲しみと怒り、
そして自分自身の力で
立ち向かおうとする「ぼく」の
心の成長と覚悟に引き込まれます。
辻村作品ならではの温かな読後感
「責任を感じるから、
『ぼくのメジャースプーン』辻村深月より抜粋
自分のためにその人間が必要だから、
その人が悲しいことが嫌だから。
そうやって、『自分のため』の
気持ちで結びつき、相手に執着する。
その気持ちを、人はそれでも
愛と呼ぶんです」
切なく重いテーマを扱いつつも、
ラストには確かな希望と優しさが残る
ストーリーテリングは圧巻です。
最後はどうなるのか気になり、
一気読みしました……泣けます。
ところどころに伏線があるように
感じて、何度も読みたくなる一冊でした。
『ぼくのメジャースプーン』はこんな人におすすめ
〇中学3年生くらい~
〇心揺さぶられる心理描写やミステリーが好き
〇「罪と罰」「正義」について深く考えたい
〇辻村深月作品のリンク(『凍りのくじら』等)を楽しみたい

主人公は小4ですが、
小学生には難しい本だと思います。
読み終わった後、
優しさと強い覚悟が心に残る一冊です。
長編ですが、未読の方はぜひ
手に取ってみてください。
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本を読むと他者に共感するようになり、
謙虚になります。
自分が経験していないことを
教えてくれる。
作られた物語であっても
様々な角度から他人の心を
教えてくれる。
「自分さえよければいい」のではなく、
「他者の気持ちがわかる人」
「色々な気持ちを想像できる人」が増えれば、
この世の中が少しでも良くなるんじゃないかと
私は思っています。
どこかに必ず「今のあなたに合った本」があります。
心に残る本と出合えますように☆
それではまた。
ここまで読んでいただき
ありがとうございました。
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