【これから家を考えている方におすすめ】松永暢史『賢い子どもは「家」が違う!』を読んで実践した2年後!

中学受験
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とても興味を惹かれる
題名の本でした。

子どもには
親から何も言われなくても
勉強をしてほしい!

そのために『家』が関係あるなら
なんとか近づけたい!

そう思いますよね。


〇これから家を建てる予定がある

〇子どもが新学年になるなど、

区切りの年である

〇そろそろ子ども部屋を

つくろうかと思っている


という方におすすめの一冊です。

<私はこんな人です>

・HSP 内向型
・タイプの違う2人のHSC子育て中
・本好き歴 41年
・京都の短大卒
・読書記録 15年間
・小学校での絵本アドバイザー活動 2年


B型でひねくれものなので
発売されたばかりで
題名を聴いたことがある本よりも、

今現在は埋もれてしまっている
良い本を紹介したい

思っています。

図書館に置いてある本
(すぐ予約できる本)を
中心にご紹介しています。


★noteでは読書環境や勉強環境を
整えるおうち整理ポイントの
発信をしています。

毎週(月)くらいに
更新しています。kohime|note



★絵本の紹介などは
㈫㈬㈭に
インスタグラムで
発信しています。
https://www.instagram.com/kohime_bookshelf



私は幼い頃から本が大好きで、
国語の成績はいつも
トップ層でした。

私立女子中に通う
中2長女(いちひめ)、

2026年中学受験予定
小6次女(ひめ)も本が大好き!

国語の成績だけは
偏差値60を毎回のテストで
越えます。


読んだ本すべてを手に入れたら
確実に破産するので
ほぼ毎週
図書館通いの我が家ですが、

購入した本・手元に残したい
と思った本を
ブログ『読書きろくノート【こひめ家の本棚】』で
紹介しています。

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本の内容 2019年7月23日発売

社会的に成功している大人たちが、
幼少期に育った「家」には
秘密がありました。

受験のプロとして40年間で
数百件に及ぶ「家」を
見てきた著者が発見した、
“できる子の教育環境”を紹介。

「勉強はキッチンでした方がいい」
「テレビをリビングから撤去」など、
家具・おもちゃ・本の
選び方を変えるハード面から、

家族の接し方・子どもの主体性を
育むソフト面まで、
家で簡単にできる
“子どもが賢くなる空間づくり”
を具体的に解説します。

10歳までの「教育環境」を
変えるだけで、
「自分で考えて動く子ども」になる。

気づいた人から
子育てが変わっていきます。

子どもの成長を助ける
おもちゃ・本115点も紹介します。

※本書は2016年に小社より発刊した
『賢い子どもは「家」が違う! 』を文庫化したものです。

著者

松永暢史

1957年、東京都生まれ。
慶應義塾大学文学部哲学科卒。
教育環境設定コンサルタント。

「受験のプロ」として音読法、
作文法、サイコロ学習法、
短期英語学習法など、
さまざまなメソッドを
開発している。

教育や学習の悩みに答える
教育相談事務所V-net(ブイネット)を主宰。

本書は、著者が長年行ってきた
「教育環境設定」において、
「主体的」な子どもに
育てるための方法を
余すところなく書いたものである。

『男の子を伸ばす母親は、
ここが違う! 』(扶桑社)が
30万部のベストセラーとなり、
シリーズ累計60万部に。



他の著書に『男の子は10歳に
なったら育て方を変えなさい! 』(大和書房)、


『将来の学力は10歳までの
「読書量」で決まる! 』(すばる舎)など多数。


読んだ感想

この本は2019年9月に読みました。
松永さんの本は好きで、
このほかにも読んでいます。

目次をみるだけで、
家が子どもに与える影響
について考えさせられます。

この本を読んで、
我が家で取り入れたものを
紹介します。

ちなみにわが家は
マンション住まいです。

2LDK+広めの納戸(窓がない)。

リビングダイニングは約11帖
夫婦の部屋 約6.4帖
子ども部屋 約5.4帖
納戸 約5帖です。



子ども部屋は10歳からでよい

画像はAmazonホームページより


小学生になるときって
子ども部屋を作るべきなのか、
悩みませんか?


この本では子ども部屋は
10歳頃からで良いとあります。

ひとりでお風呂に入るように
なる頃からで十分
だとあります。


思春期までは
ある程度オープンな子ども部屋。

思春期になったら
プライバシーは大人と同じ(密室)に。
これが理想なようです。

これだけでも
頭に入れておくと、
その時期に部屋を
作ってあげることができるので、

子どもにとっても家が
過ごしやすくなるのでは
ないかと思います。


実際にわが家では
子ども部屋(寝る部屋)は
一の姫が小1のときに作りましたが、
勉強机などは部屋に入れずに
リビングと納戸に置いています。

リビングには本棚をおく

画像はAmazonホームページより

わが家の本棚は
リビングにしかありません。
子どもの本も
私の本も一緒に入れています。

2歳頃までは本も口に入れちゃうので、
図書館の本や私の本は手が届かない場所に
分けていましたが、
成長してからは一緒にしました。

一緒にまとめることで
”大人になるとこんな本を読むのか”、
”これおもしろそうだな”と

少し難しい本でも
手にとりやすくなるからです。


『図鑑』は私が小さい頃から
あまり興味がなかったので、
一冊も購入していなかったのですが、
この本を読んで大事なのだと知り、
購入しました。

お花や植物好きな一の姫のために一番最初に購入。今でも現役です!
鳥が大好きになったニの姫のために購入!今でも現役です!
中学受験対策!日本の風習や四季の行事なども出されます

中学受験対策!世界遺産はなかなか観に行かれないのでこれがベストです!

このように現在我が家には
4冊の図鑑があります。

ジャンルは完全にバラバラで
娘たちの興味があるもの、
好きなものだけ です。

子ども自身が興味をもちそうな
ものだけで良い
書いてありました。
(図鑑は値段も高いですし……)


テレビや塾の問題で出たときなどに
すぐに引っ張り出して
確認しています。

テレビがあるリビングに
本棚をおくのは正解
だなと
思います。

伝記や日本の昔話、世界の昔話もおく

私が読み聞かせしていた本の中には、
伝記や昔話が
たくさん入っています。

小さい頃から読んでいた本です

5分で読み終えるくらいの話なので、
物語は短縮されているし、

ここの部分、
もう少し詳しいといいのになぁ


などと感じることは
多々ありました。


本屋さんに行くと、それこそ
「日本の伝記シリーズ」
「世界の伝記シリーズ」と
たくさん並んでいますが、
かたっぱしから
読んでいくのも大変です。


娘たちには最初に
このような本を渡しました。

本の紹介ブログはこちら

可愛いイラストで
ひらがなとカタカナのみで
書かれているので、
幼稚園や小学校低学年から
読むことができます

興味をもった偉人を見つけたら
そこからまた本を借りたりして
深めていきました。

今でも本棚にあります。
なんか捨てられないようです(笑)

初代学習机の購入 

この本を読んだ頃、
小学2年生の一の姫の
学習机を購入しよう
考えていました

わが家は
夫・私・一の姫(長女)・
ニの姫(次女)の4人家族。

マンションで2LDK+納戸なので、
部屋割りをどうしていくか
悩んでいまして
この本を借りて読みました。

まずはまだ小2ということもあり、
リビングで勉強ができること
一番に考えました。


リビングの壁に向かうように設置が
出来るように、
奥行は45cm以下

そして幅は
最低でも120cm!
(できれば150cm)


通常学習机として
昭和・平成世代がイメージするものとは
まったく違うサイズなのですが、
幅120cmは必要な長さでした。

色々な家具を見に行って選んだ机はこちら↓


この机を購入したポイントは、


・ディズニーが好き

・色が白とベージュなのでリビングも明るくなる

・奥行が45cm以下

・移動式ワゴンもお揃いがあるので
机に置ききれない時には使える

・椅子がない

・自分で組み立てなければいけない

です。

椅子は、こちらを購入しました。

どんどん成長していく
子どもに合わせられるように、
最終的に大人でも
使えるようにしました。

背面にフックが3つついていて、
荷物をかけられるところも
良かったです。



現在、こちらのディズニー机は
中2になった一の姫が
使用しています。


ただもうこの椅子では
座面が小さく、木で冷えてしまい
お尻も痛くなってしまうので、
誕生日プレゼントでこの椅子を
購入しました。

私も仕事をするのに使いやすくて
助かっています。

2代目 学習机の購入

小4になり、中学受験をすると
決めたわが家は、
勉強環境を見直しました。

詳しくはこちらに書いてあるので
お時間ありましたらぜひ↓


そしてニトリで
フリーデスクと椅子を
購入しました。

何時間も勉強することになるので
実際に座ってみたほうが良いと
いう判断からでした。

組み合わせ自在フリーデスク-プレフェ | ニトリネット【公式】 家具・インテリア通販 (nitori-net.jp)


それと、
机の配置にも注意しました。

部屋のドアが
見える場所に設置しました。



気が散ってしまうのではないかとも
思うのですが、
部屋のドアに背を向けてしまうと
背後が気になってしまい、
逆に集中できなくなるそうです。

確かに私も娘もドアが視界に
入っていた方が、落ち着きます。

現在は納戸の勉強部屋が
ニの姫の机。
私も仕事で使用します。

2025年現在の子ども部屋環境

現在プレ思春期の小6二の姫と、
思春期真っ只中の中2・一の姫ですが、
プライバシーを守れるような
1人ずつの部屋は作れません。


わが家の子ども部屋は
『折れ戸ドア』なんです。

『折れ戸ドア』は
クローゼットの扉などに
使われることが多いタイプなのですが、

少ないスペースでドアを開閉でき、
その分部屋が広く使用できるため
めずらしい『折れ戸ドア』のようです。
(実際おうちに来られた方はクローゼットだと思ってたと
言われます(笑))


実際今までは、なんの不便もなく
2人が起きるとドアを開放して
リビングとつながるようにしていました。


今は「1人で閉じこもりたい」と
思ったときにすぐできるよう、
片側だけはいつも閉めたままに
しています。



よく泣きたくなると
トイレに閉じこもられていたので
これからは部屋に行ってもらえる
と思います。


子どもの力を伸ばすためにいっしょに遊ぶ

画像はAmazonホームページより
画像はAmazonホームページより

おもしろいものを
いち早く見つけることが
できる好奇心。

ささやかな事柄を感じ取り、
味わうことができる感受性。

よく伸びる子ども、
将来幸せになれる子どもに
欠かせない要素です。



娘たちは友だちが近くにいなかったので
ほとんど家族で遊んでいました。

遊んでいたゲームは
こちらに詳しく書いてありますので
よかったら読んでください↓

二の姫が小6中学受験生に
なった現在は、
ほぼ遊ぶ時間はありません。

あいた時間はドラマを観たり、
アマゾンプライムを観たりしています。

時々やりたいというのは
こちらですね。

最近は小学校などにも置いてある
おもちゃです。

カラフルで美しく、片付けもしやすいので、
年齢差があっても楽しく遊べます。

昔からの遊びである
けんだま、ルービックキューブ、
お手玉、ウノ、百人一首、将棋、
オセロ、囲碁などもとても良いそうです。

常に見守りながら、
たっぷりと遊ばせることが
大事だと書かれています。

子どもが幸せになるために親がやるべきこと


それは、
たっぷりスキンシップをして
愛と安心感を与えること。



子どもが中・高生になっても、
ふと親と寝たがった時には、
本人が望むように
一緒に寝てあげることが大事。


「大きいのになんなの?やめなさい」
と拒否したり、
「どうしたの?何かあったの?」
と聞くこともしてはいけない。


子どもが甘えたい時に
無条件に甘えさせてあげること。

これが母親の重要な役割。

問いただして、
子どもの心を傷つけるのはやめる。

黙って受けとめてあげるだけで、
子どもの心は安定し、
また一人で頑張る気持ちを取り戻します。

松永暢史『賢い子どもは「家」が違う!』より

難しいことですが、
頭の片隅に
置いておきたい言葉でした。


子どもが幸せになるために
親がやるべきことは、
たっぷりと遊ばせて、
常に見守り、
子どもが伸びる環境を
準備してあげること、なんですね。


実際、二の姫は甘えん坊で
毎週末は一緒に寝たいと言ってきます。

一の姫は今のところ
ないですね。

子どもの「主体性」が身についている気がしています

誰かに言われなくても
自分から何をすべきか考えられる。

状況を判断し、行動に移すことができる。

言われたことをただやるのではなく、
やる必要がないことや
人や自分のためにならないと判断した
ことはやらない。

その結果を理解し、責任を持ち
受け入れられる姿勢や能力、

これが子どもに身につけてほしい
「主体性」です。


今の子どもたちは
AIと共存する世代。


自分で何をするべきか考えて
それをAIにさせる未来になるはずです。


今娘たちに、この「主体性」や
「自立」「自律」が
育ってきているなと
感じたことがありました。


一の姫は、

一の姫
一の姫

私 今、Duolingoで
「イタリア語」もやってるんだ~

と言ってきました。

「Duolingo」というアプリで
英語を学習させてはいたのですが、
イタリア語も勉強してると言われて
びっくりしました。
(もちろんお金はかかっていません)

英語だけでも苦労していたのに
「面白い、楽しい」と
目をキラキラさせて
報告してくれた時には
私もすごく嬉しくなりました。


二の姫は、今まで楽器が
大の苦手だったのですが

ニの姫
ニの姫

小学校でアコーディオンに挑戦することにした

と言ってきました。

こひめ
こひめ

ピアノもやったことないのに?!

とびっくりして言ったら、

ニの姫
ニの姫

うん、なんか自分が
やったことのないものに
挑戦してみたくなった。

「わからなくても
ママ教えてくれるでしょ?」と(笑)

私はピアノ経験者で、
アコーディオンもやったことが
確かにありますが、

今まで安全なことや
自分がすでにできることを
中心にやっていたニの姫が、
だいぶ思い切った挑戦をしたな
正直思いました。


でも、「何かに挑戦すること」は
とても大事なこと
だと思います。


大人になるにつれて
挑戦すること自体が億劫だし
失敗したくないし、

大変な思いもしたくないし、
ついつい避けてしまうけれど、

子どもの今ならまだ
失敗しても
大した怪我にはならないから。
傷ついても
親が支えてあげられるから。


2人がやってみたいと思えたこと、
自分の思いを伝えてくれたこと、
それがとっても嬉しかったです。

まだまだ簡単な一歩ですが、
誰から言われたわけでもなく
自分で決めたということが
とても誇らしく思いました。

応援してあげたいと思います。

『賢い子どもは「家」が違う!』はこんな人におすすめ

〇これから家を建てる予定がある

〇子どもが新学年になるなど、区切りの年である


〇そろそろ子ども部屋をつくろうかと思っている


こんな方に読んでいただきたい一冊です。

私はこの本を読んで、
勉強に最適な環境を
見つけることができました。

それではまた。
ここまで読んでいただいて
ありがとうございました。

マネー教育も4歳から始められますよ
子どものことだけじゃなくご自分の心も大切にしてくださいね

本は用意するだけではダメです。

親も一緒に読んだり、
「なんでこうなるんだろうね?」
など不思議がったりすると、
子どもは一生懸命
調べて教えてくれます。

本は与えるだけではなく、
一緒に読むことを楽しんでください。

そのお手伝いをしたいと思っています↓

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