この記事は2022年7月15日、
当時小5の一ノ姫(現在中1)が
進学くらぶを受講中だった時のブログです。
読みやすく修正をして、1年が経つ今、
この頃をふり返り感想を追記しました。
進学くらぶを始めたばかりの方、
進学くらぶが気になっている方は
是非読んでみてください。
進学くらぶではずーっとBコースでした。
四谷偏差値50~53、
日能研R4偏差値51~56を
キープし続けています。
上位校合格を目指す、2024年中学受験生です。
2022年7月15日のブログ
進学くらぶで勉強を始めて、
1年半。
一ノ姫は一人で黙々と
頑張ってきたと思っています。
ですが、最近は
目に見えてやる気がない。
週テストも算数と理科は
どんどん平均点以下に
なってきてしまっています。
以前のような、一生懸命
目の前の問題に立ち向かおう!という気力がない。
一体どうしたんだろう・・・。
学校で起きたこととかは
話してくれるけど、
進学くらぶのことは何も言いません。
私もニノ姫の勉強を見たり、
自分も資格の勉強をしていたので、
やる気のない一ノ姫をみると
どうしても
勉強しなさい、早く!!
とグチグチ。
言っちゃいけない、と
わかってはいるけど
どうしても小言を言ってしまいます。
でもなんとなく
気づいてはいたんです。
算数がもうわからない、
理科も計算をする問題が
わからないのではないだろうか・・・と。
今日、旦那さんも起きてきてから
朝から家族で話しました。
すると・・・・
算数がわからない。
例題・類題すらわからないことが出てきて、
基本問題も間違いが多くなってきた。
解説を読んでもわからない。
解説がない問題もある。
進学くらぶの(画面の)先生が
教えてくれない問題もある。
でも私は誰にも聞けない。
算数を聞ける場所がほしい。
受験をする子たちは
みんなこんな思いをしているの?
誰かと一緒になら(集団塾でなら)、
頑張れるものなの?
受験はしたい!
勉強をしたくないわけじゃない。
でも算数が
わからないことだらけで辛い。
と、ぽろぽろ泣きながら、
自分の気持ちを話してくれました。
志望校を見据えた考え
これまで、見学会に参加した
学校の中での一ノ姫の志望校に
上位校や難関校はありません。
ただまだ見学会に行けていない学校の中に、
上位校・難関校があります。
もし、この先これらの学校に
惹かれたら・・・と考えると、
今はまだなるべく上を目指して
しっかり勉強しておかないといけないと
思ってしまいます。
そして何より、分からないこと、
間違えることで、
今のやる気がなくなること
だけは避けたい。
一ノ姫はやっと自分の胸の内を
伝えられたからか、
幾分スッキリした表情に見えました。
親からすると、
一ノ姫には「進学くらぶ」が
合っていると思います。
(近所に相性が良いと思える
集団塾がないことも理由にはありますが。)
でも算数を気兼ねなく
聞ける場所を与えてあげたい。
なので今、
個別指導塾を視野にいれて色々見学に行っています。
一年半、一人で頑張ってきてくれたから、
(だいぶ塾代はかかるけど)
願いを叶えてあげたい。
ちょうど夏休みになるので、
よい塾と出会えることを願います。
まずは今の一ノ姫のモヤモヤする算数が
この夏休みにスッキリすることを願って・・・。
私は一ノ姫のサポートができるよう、
(少しでも塾代を節約できるよう)
進学くらぶで理科の勉強をしてみます!!
中学受験が家族の戦いって
こういうことでもあるんだ(笑)
小5の夏休みは小6よりも大切!
中学受験の勉強は小6は天王山と言われますが、
実は小5の夏休みが
一番重要だと思います。
この本でも小5の夏休みが一番重要だと書かれていました。
四谷大塚の予習シリーズは
一ノ姫が小4の年に改訂されました(2021年)。
情報も新しくなるし、
いいじゃん~と思っていたのですが、
SAPIXに対抗するためか、
テキストは難しくなっているようです。
上のブログでも一ノ姫が言っていますが、
「例題・類題でさえもわからない」というのは、
一ノ姫の能力が足りないのではなく、
例題・類題と書かれていても
『上位校・難関校』の内容に
なっている単元もあったのです。
これはその後、数カ月通った
個別指導塾の先生が
話されていました。
これは『例題』と書いてあるけど、すごく難しいよ。
これは解けなくて全然大丈夫!
『例題』と書かれていたら、
例題なんだからそこまでは絶対
理解できていないと
ダメなんじゃないか~!!
と一ノ姫も私も
思ってしまっていました。
「難関校向け」とか
「★5つの難しさ」とか
書いてくれていたら
やらなくてもいいとわかるのに、
そういう表記はありません。
(問題には書いてあるところもあるんですが)
1人きりで進めていく進学くらぶで、
今まで解けていた例題・類題が
いきなり理解すらできなくなったら・・・・。
それは一ノ姫だって悲しくなるし、
やる気もなくなりますよね・・・。
小4の夏期講習の大変さがあったので、
”小5では通塾をしない”と
一ノ姫が決めました。
けれども小5こそ、
夏期講習に通わせるべきだったと
今は後悔しています。
難しくなってくる単元の質問ができますからね。
小5の壁はある
巷では、小1の壁とかもよくニュースになりますが、
中学受験では『小5の壁』というのも存在するようです。
以前ブログでご紹介したこちらの本にも詳しく書かれています。
多くは5年生の5・6月頃に
”発症”する、
スランプのようなものです。
『スランプ』・・・(心・身について)一時的に調子が出なくなる状態。不調。不振。
広辞苑より
”まさにうちの子かも!”と
思いませんでしたか?私は一年後の今思いました(笑)
小5は、
中学受験生になって
1年半が経つ頃です。
ここまで毎日毎日頑張って勉強してきて、
1週間でテストをして、
その範囲の完璧(100点)を求められ、
必死に食らいついてきました。
小4まではそれでも
なんとかなったかもしれません。
小3より前に勉強を始めていれば
少しは学びの貯金もありますから・・・・。
けれども小5になると
なぜかいきなり勉強も
急に難しくなります。
しかも範囲も幅広く、
1週間でこんなに?!という量が
授業で行われます。
そりゃあ、スランプにも陥ります・・・。
しかし、その伏線は小4の
2月から始まっていると、
自走モードの著者である
長谷川先生は本に書いています。
4年後半で計算のすべてが出そろい、
その一番難しい
『小数・分数』でつまずいている可能性があり、
そうすると5年の算数は
最初の計算からつまずき始めてしまう、と。
スランプに陥った子どもに親ができること
子どもがそんなスランプに陥った時に
親ができることは
『励まし続け、ねぎらう』ことのみ。
みんなも辛いんだ。
しんどくても耐えてやり切ると
3ケ月後くらいにはまたやっていけるはず。
「多くの先輩たちがそうだった」と励ます。
我が子だけを見て、ひたすら励まし続け、ねぎらうことが大事。
3か月後というと
ちょうど秋になってきます。
3か月という期間を見守るのは、
時間の間隔が理解できている親からすると
とても怖いことです。
でも焦らせて勉強させても、
子どものためにはなりません。
もしスランプになってしまった時の
対処方法もこの本では書いてくれています。
それは
①計算
②読書 です。
”それさえしていれば、大丈夫だ”と
親が信じてあげることが大事なんだと思います。
一ノ姫の場合は
一ノ姫も『小5の壁』
だったのかもしれません。
ですが、通信教育で
勉強する限界だったのは確かです。
今振り返っても
中学受験の経験がない私たちに
「今の時点では理解できなくても良い問題」と
「この先ずっと出来なくても良い問題」の
判断はつきませんでした。
進学くらぶは
ログインさえすれば
親が授業を見ることも可能です。
主人が同じ授業映像を見て
勉強して理解して、
解き方を教えてくれました。
でもそうすると、算数はパパ先生、
国語・理科・社会はママ先生。
両親共に『先生』になってしまい、
一ノ姫の逃げる場所がなくなってしまうのです。
それだけは
中学受験生にはダメなのです。
勉強に対してグチグチと
いうのはどちらか一人。
どちらか一方は、
そんな頑張る受験生を支えて
味方になり続けなければいけないんです。
だからここまでが
我が家の「進学くらぶ」での
限界でした。
小5の勉強は難しいです。
そんな難しい問題に
果敢に挑戦している子どもたちは
すごいです。
偉いです。
中学受験生を支える親は読んでおくべき本です!
大人の感覚に変換させたら、
11歳の子どもたちの時間感覚は
受験まであと5年くらいあると
思っています。
厳しく言っても
無駄なのかもしれないです(笑)
スランプに陥ったときには
今の塾で良いのか、
小学校は楽しく登校できているのか、
など考えられることをすべて話し合ってみること。
そこに何も問題がなければもう
励まし続け、ねぎらうのみです!
この本↑には中学受験を見越した
小3以下の夏休みの過ごし方、
小4・小5・小6の
夏休みの対策も細かく書かれています。
各塾(四大大手塾のSAPIX・日能研・早稲田アカデミー・四谷大塚)の
夏期講習の内容なども詳しく書かれ、
とても参考になります。
私は毎月のように本を開いて確認して、
やるべきことをしっかりと
調べています。
まとめ
進学くらぶのみで
小5の夏休みを乗り切れるのは、
・親が中学受験経験がある
・算数や理科などつまずきやすい
単元の質問に答えられる
・今までの復習をさせることができる
・家族で夏休みの浮かれた感じがでない
こんなご家庭だと思います。
それではまた。
ここまで読んでいただいてありがとうございました
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