【中学受験生におすすめの本】鳴海 風『この空のずっとずっと向こう』を読んだ感想

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四谷大塚が発行している教育情報誌
『Dream Navi』で
紹介されていた本です。

伝記かと思いきや、
物語でした。

〇中学受験生

〇歴史小説に挑戦したい

〇強い女の子に憧れる

こんな方におすすめの一冊です。

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読んでみようかなと思ったら
こちらにおすすめされていました
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あらすじ

1871年(明治4)11月12日、
横浜港からアメリカに向けて
出港した使節団106人。

その中に、日本初の5人の
女子留学生がふくまれていました。

永井繁子、津田梅子、
山川捨松、上田悌子、
そして、吉益亮子。

のちの日本の女性教育、
社会進出に大きな役割を果たした
彼女たちは、
いったいどんな
少女だったのでしょう?


幕末から明治へ、激動の時代──。

激動の時代でも人々は、
自分たちらしく
生き生きと暮らしていました。

本書は、吉益亮子を主人公のモデルに、
外国で学ぶ夢を実現させたひとりの
少女の姿を描く物語です。

著者

作 鳴海なるみ ふう

1953年 新潟県生まれ。
自動車部品メーカーのデンソーで生産技術を研究する
かたわら、江戸時代の数学「和算」を題材にした小説などを
多く発表。

主な作品
『円周率の謎を追う 
江戸の天才数学者・関孝和の挑戦』
(くもん出版)は
第63回青少年読書感想文全国コンクール
中学校の部 課題図書。

絵:おとない ちあき

1988年生まれ。
一般文芸書や児童書など幅広いジャンルで、
装画・挿絵を手がけている。

主な作品に、『ビター・ステップ』
(作・高田由紀子、ポプラ社)など。

読んだ感想

この本の主人公・そら(吉益よします 亮子りょうこ)は
2024年7月から
新5000円札の顔となる
「津田梅子」と一緒に
日本で最初に外国に渡った5人の
女性のうちの1人です。

それなら津田梅子の伝記を
読ませる方がいいんじゃないか?

と思われそうですが、
そこはB型の血が
許さないというか・・・・・・(笑)


私がいつも参考にさせて頂いている
『Dream Navi』で
麻布中学・高等学校の国語教師である
中島克治先生のおすすめだったので
読んでみました。

ちなみに姫たちはすでに津田梅子の
伝記は読んでいます。
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歴史小説が初めての人におすすめ

歴史小説とは
どういう本か知っていますか?

歴史小説とは、
歴史上に実在した人物を用い
ほぼ史実に即したストーリー。


又はその時代を設定して
その中での空想上の物語が
書かれたものが
展開される小説です。

歴史小説で有名な本 漫画になっているものも多い

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「時代小説」と呼ばれるジャンルもあります。

時代小説は過去の時代・人物・出来事などを
題材として書かれた日本の小説のことで、

現代の日本では主に江戸時代を対象とすることが多く、
過去の時代背景を借りて、
物語を展開する。

ですが、歴史小説と時代小説が明確に
区別されてはいないようです。

時代小説で有名な本 映像化されているものが多い

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『この空のずっとずっと向こう』が歴史小説初心者におすすめの理由

実は私は上記の有名な
歴史小説や時代小説は
読んだことがありません。


あまり興味が持てないのと、
言葉が難しくてわからなかったり
長すぎて(本も厚すぎて)
読むのに疲れてしまうからです。

ですが、こちらの本は違います。

本の最初にイラストつき「おもな登場人物」がある

最初に本を開いたときに、イラスト付きで
「おもな登場人物」が7人分あります。

小説ではその人の顔や容貌などは
言葉で書かれてはいますが、
小説が苦手な人にとっては、
顔などが想像がつかない時も
あります。

この本では最初に
主に出てくる人の顔と
説明書きがあるので
誰かわからなくなった時に
前に戻れば
すぐに理解ができます。


本の最初に「そらの暮らす江戸の町の地図」がある

登場人物図と同じように、
主人公・そらの暮らす
江戸の町の地図も最初にあります。


この本も
今では聞きなれない
長屋ながや」や「調所しらべしょ
などという言葉がでてきて、

しかも場所も名前も
コロコロ変わるので
この地図があることで
とてもわかりやすく
助けになりました。

イラスト(挿絵)が多い

大人向けの歴史小説、時代小説は
ほぼイラスト(挿絵)はありません。

ですが、この本は
1章に1ページは
挿絵(イラスト)があるので
こういう場面なのか・・・・・・
と、想像できるので
理解の助けになります。

難しい言葉の後ろにはすぐに説明書きがある

歴史小説を挫折してしまう一つに
今は聞かない言葉や
今では使わない言葉遣いが
たくさんでてくるところに
あると思います。

大人向けの小説でも
※印などで枠外や後ろなどに
説明書きがある場合もありますが、

いちいちページをめくることなく、
視線を動かすことなく
読み進めていくだけなので
とても楽でわかりやすいです。

そらが生きた時代をしるための年表もついている

本の最終ページには
1853(嘉永6)年から
1885(明治18)年まで、

物語のできごと、
日本の主なできごと、
世界のおもなできごと、
の年表があります。

私もこの時代は苦手で
読みすすめながらも、

こひめ
こひめ

あれ?
これって「大政奉還」のことだよね?
ってことはそこらへんの
時代のことなんだ~


などと感じていましたが、
後ろにきちんとした年表があることで
きちんと理解できました。

『この空のずっとずっと向こう』はこんな人におすすめ

〇中学受験生

〇歴史小説を初めて読む

〇強い女の子に憧れる


〇歴史(社会)をこれから学ぶ

という方に特におすすめの1冊です。


中学受験の国語(物語文)や
社会でも問題によく出される
幕末・明治時代


令和の今では全く聞かない
言葉がたくさん出てくるので
いきなり大人用の歴史小説などを
読むのは、
本が嫌いになるばかりです。

もっと手軽に、
興味をもってもらえる本から、
今と違う特殊な時代に少しずつ
入っていけるとよいと思います。

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それではまた。
ここまで読んでいただき
ありがとうございました。

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