大手中学受験塾では
毎週(または隔週)テストがあります。
授業内容の定着確認のテストや、
公開組分けテスト、
全国模試などですが、
テストは点数や偏差値なんかより
受けた後の見直し、
解き直しが
一番大事です。
親ができるサポートとして
この「解き直し(テスト直し)ノート」を
作ってあげると良いです。
そうすると子どもはすぐに
とりかかることができますし、
親も子どもがどこにつまずいたのか
確認することができます。
今回は
『解き直し(テスト直し)
ノート』の作り方と、
その際に時間短縮になる
私にとって必須な
1軍文房具をご紹介します。
ただいま、2026年中学受験、
次女・ニの姫の
受験勉強サポートをしております。
現在は進学くらぶで受験勉強継続中です。
解き直しノート(テスト直しノート)とは
中学受験塾・日能研では
『解き直し』と
『ふり返り』を推奨しています。
『解き直し』とは、
テスト終了後に
できなかった問題を
解き直すことです。
間違えた問題、
時間がなくて解けなかった問題
などもここに入ります。
『ふり返り』は、
2回あります。
1度目はテスト後、
すぐ塾内で実施。
2度目は家に帰って
『解き直し』をしたあとに
再度実施するものです。
どうして解けなかったのだろう?
なんでできなかったのだろう?
と自分を省みて考えることです。
社会人でいえば『反省』ですね。
これを一度にできるように
まとめたものが
『解き直し(テスト直し)ノート』です。
2024年中学受験終了の長女・一の姫が
進学くらぶを始めた頃、
この「DreamNavi」という雑誌で
紹介されていた
『開成合格者が明かす!
合格につながるノート術』と
いう記事を読んで、
真似して作っていました。
解き直しノートに決まりはない!自分に合った方法を見つけ出す
雑誌の記事ではルーズリーフで
作っておられたので
最初は真似したのですが、
日能研のテストは
大きくて貼りきれず、
かといって縮小コピーなど
するのは面倒くさいので
わが家は、
科目別にノートを作ること
で落ち着きました。
- A4ノートを4教科分(4冊)用意する
- 間違えた問題で正答率の高かった問題をプリント、
又はテストを切り貼りする - 1ページに1題ずつ、問題と解答を貼る
親としても
ものすごく面倒な作業ですが、
コツをつかみ、慣れてくれば
結構早く終わらせられます。
解き直しノート作成の手順
①A4ノートを4教科分(4冊)用意する
進学くらぶのときは、
すべてA4プリントだったので
B5ノートでも
切り貼りしやすかったのですが、
日能研はとかくテスト用紙も大きいし、
問題もずらずらと長いし、
切り貼りしにくいです。
ハッキリ言って、
B5ノートでは無理です。
A4ノートがベストです。
縮小コピーをすればよいのですが、
私はいちいち面倒なので
テストはもうビリビリ
切り貼りしています。
(表裏で間違えられたときはコピーしています。)
②子どもが間違えた問題の正答率を調べる
週テストの場合
復習させる基準となる正答率を
どこまで下げるかは
個人によります。
進学くらぶ(四谷大塚)Bコースで、
Cコースを目指していた
長女・一の姫には
38%以上の正答率だった問題を
ノートに貼りました。
難関校志望(Sコース狙い)であれば、
間違えた問題はすべて
復習したほうが良いと思いますが、
わが家が経験した中での
週テストの
解き直し基準の正答率はこちらです↓
在籍コース | Sコースを目標 | Cコースを目標 | Bコースを目標 |
Sコース | 間違えた問題すべて | 算数:正答率75%以上 他教科は50%以上 | |
Cコース | 正答率30%以上 | 算数:正答率45%以上 他教科は30%以上 | |
Bコース | 正答率38%以上 | 正答率30%以上 | |
Aコース | 正答率30%以上 |
特にわが家の姫たちは
「算数」が苦手なので、
目標をもともと下げています。
Cコース維持を目標にしていた
二の姫ですが、
この正答率を基準に
テスト直しをしていたら
Sコースに入りました。
現在もCコース目標の正答率
算数は75%以上、他教科は50%以上
を基準にテスト直しをしていますが、
Sコースに継続して在籍しています。
公開組分けテスト・志望校判定テスト・全国公開模試などの場合
これらのテストは
全国共通の問題で
全5年生の点数で計算されます。
なのでこれらのテストは全教科、
正答率30%以上の問題を
復習させています。
③復習させる(解き直しさせる)問題・解説を印刷する
私はテストをそのまま
切って貼ることが多いです。
が、解説は印刷する必要があるので、
家にプリンターは必需品です。
受験直前期には過去問などを
コピーするので、
A3サイズがプリントできるコピー機を
新調されるご家庭もあるようですが、
わが家は年末特価で安かった
こちらを購入しました。
プリンターはこちらを使用しています
・サイズがコンパクト
・印刷スピード早い
・印刷の音も静か
・スマホと連動できるのでいちいち
パソコンにファイル保存しなくてOK
・大型コピー機の方が上手に早く印刷できる
過去問の印刷は
取りかかりが
8月からだったとしても、
約5か月間。
その後に弟妹がいたり、
仕事で使うことがあったりすれば
大きなコピー機購入は
プラスになるかもしれません。
しかしわが家は
マンション住まいで狭いので、
二の姫はいましたが、購入はやめて
コンビニまで行っていました。
④1ページに1題、問題と解説を貼る
進学くらぶの解き直し(テスト直し)ノート
進学くらぶでは
1ページに問題と解説を
まとめて貼っています。
日能研の解き直し(テスト直し)ノート
その流れで、
日能研でも同じように
していたのですが、
問題の文が長すぎて
1ページに入らないので、
問題だけを先に貼り、
あとのページに解説を
まとめて貼るようにしていました。
ミニオンのマスキングシールなどで、
この問題のポイントや
テキストのどこら辺から出題されたのか
すぐわかるように、
テキストページなども書き込みました。
”解き方(公式)がわからない”と
なったときにも
テキストページが書いてあれば
すぐにそこを開いて復習できます!
解き直しノートを作るときに必要な文房具 おすすめ6選
クツワ HiLiNE 折り畳みアルミ定規
テスト用紙(問題用紙)・解説などで、
必要な問題だけを
切り貼りする時に使用します。
私は超絶不器用で、
ハサミで切るとどうしても
曲がってしまいます。
この定規はアルミで丈夫ですし、
定規自体に45度の傾斜がついているので、
紙が切りやすいんです。
折り曲げた際には
ロック機能があるので、
手を挟む危険はないです。
が、万が一挟まれたら危険なので、
小さい子には触らせないよう注意です!
15cm定規もあります。小さいお子さんがいらっしゃるご家庭はこちらの方が安心です
定規の色もたくさんあります。
私が使用しているピンク、
中学生になった一の姫は
ブルーを使用中です。
他にブラック、透明など、
好みに合わせて選べます。
トンボ鉛筆 スティックのり(香り付き)PiTハイパワーアロマ
コクヨ 消しゴム リサーレ (プレミアムタイプ)
色々な消しゴムを使ってきましたが、
私がとても消しやすいと思うのは
この消しゴムです。
姫たちはテストの時は、
2B鉛筆で書いています。
計算やメモなどは
ノートに貼る時にはすべて消します。
この消しゴムは、力をいれずに
消せるのでとても助かっています。
〇高レベルの消字性
〇軽い力でサラッと消せる
〇消しクズがまとまる
色が鮮やかなところも好きなところです。
コクヨ ネオクリッツワークサス
これらの文房具を入れる
ペンケースには
こちらを使用しています。
そのほか写真にうつっているおすすめ文房具
付箋(色々なサイズ)
我が家では
大きめの付箋は必ず用意しています。
つるつるのクリアファイルにも貼れて
剝がれにくく重宝します
無印の付箋も使いやすいです。
シール、スタンプ類
シールは100均で買うことが多いです。
季節のものとかは使っている私も
ワクワク楽しくなります。
でも幼稚園の頃に買って残っている
こういうシールも
時々貼ってあげると喜びます。
スタンプも楽です。
好きなキャラクターがいたら
用意してあげると
喜ぶと思います。
テスト直しは子どもが辛い勉強。だからこそ取り組みやすくしてあげる
テスト直しは
自分の間違いと向き合う勉強。
子どもが嫌がる勉強です。
なので私は少しでも
嫌な気持ちをぬぐえるように、
かわいいシールや、
ちょっと笑えるものなどを用意しています。
ノートを開いたときに
くすっと笑えたほうが
楽しく学んでくれる気がします。
テスト直しは毎週で、
ノート作成も結構面倒な作業です。
できれば楽ちんに
楽しく作業をしたいので
自分のためにも
文房具にはこだわっています。
優秀な文房具たちは
仕事を楽にしてくれます。
ぜひご自分に合う文房具を用意して
子どもをサポートしてあげてください。
それではまた。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
我が家は受験勉強開始とともに
勉強計画ノートを使用しています。詳しくはこちら。
国語のテスト直しの仕方
漢字や四字熟語・慣用句などの間違いはすべて直させています
漢字や四字熟語、慣用句・ことわざなどは
正答率に関係なくすべて直させています。
「ここであったが100年目!」ではないですが、
テストで出てくるものは
必ず意図があって
出されていると思っています。
なので正答率がたとえ10%とか
だったとしても、
出会ってしまったのだから
直させます(笑)
こういう一歩が受験で
実を結びます。
間違えた漢字を何回練習させるか問題
よく何回書かせた方が良いか、などありますが、
私は3~5回書かせるようにしています。
でも「絶対に丁寧に書くこと」を
約束させていて、
必ず書いたら
持って来させています。
そこでハネ・トメ・ハライを確認して
ダメだったら更に3回書かせます。
ここは厳しくしています。
慣用句や四字熟語は間違えたら
必ず意味も調べさせています。
このボールペンはアロマの香り付きで
気に入っています。
書いている最中から
ふんわり香るので癒されます。
怒りも少し静まります(笑)
おすすめです!!
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