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小学生の夏休み最大の悩み、
「自由研究」。
毎年頭を悩ませますよね。
そんな方にこちらの本を紹介します。
最近、憲法改正の点からでも
ニュースになったりしますが、
戦争については
私たち親でも
知らないことだらけではないでしょうか?
この夏、親子で
「戦争」をしていた時のことに
ついて調べてみるのは
いかかでしょうか。
〇夏休みの自由研究の題材を探している
〇戦争について興味がある
〇でも怖い写真や気持ち悪い絵は見ると怖くなる
〇2025年中学受験生
におすすめの一冊です。
本の内容 2019年2月19日 発売
太平洋戦争が始まる1941年12月から、
終結した1945年9月まで、
戦いや人びとの生活、文化、
自然災害などを、
豊富な写真やイラストなどの
ビジュアル資料で月別に
時系列に沿って紹介。
世界規模での動きもあわせて
紹介されており、調べ学習に最適です。
監修者
大石 学(おおいし まなぶ)
1953年、東京都生まれ。
東京学芸大学卒業、同大学院修了、
筑波大学大学院博士課程単位取得。
本書と関連する監修書
などがある。
鈴木 一史(すずき かずふみ)
1984年、東京都生まれ。千葉大学文学部卒業、
千葉大学大学院人文社会科学
研究科博士前期課程修了。
主な著作・監修書
この本のおすすめポイント
本というより図鑑
戦争関連の本というと、文字ばかりだったり
白黒写真が多かったり、
というイメージでは
ないでしょうか?
この本はフルカラーなので
とても明るく分かりやすく、まとめられています。
厚さは約3㎝もありまして、
図書館から届いた時には
そのずっしりとした重さに
ちょっとひるみました(笑)
でも、頑張って持ち帰ってきて
読んでみてよかったです。
目次
本の使い方の説明書き
1ヶ月分が5~6ページにまとめられている
良い画像がとれなかったので、
年月がバラバラなのですが、
まず、このように
その年の大きな出来事を
「5大ニュース」として紹介されています。
「流行した言葉」と合わせて
その年のまとめを1ページで
知ることができます。
各月の出来事の一覧
次のページには、
各月の出来事の一覧があります。
記事として大きく
取り上げられているものには、
アイコンがついています。
重要な出来事は太字で
表されています。
当時の様子を想像する助けとなる
マンガもあります。
世界で起きていた出来事も同時に知ることができる
次のページには
世界のニュースを日本の出来事と同じように
紹介されています。
日本と同時期に世界ではどんなことが
起きていたのかとてもわかりやすいです。
このように全てカラーで、
ふりがなもふってあるので
読みやすいです。
もちろん、この太平洋戦争が
どうして始まってしまったのか、は
最初のページにまるで
すごろくの盤のように
わかりやすく書かれています。
その当時を生きていた人々の生活を知ることができる
私は戦争の時代や
昭和初期の時代などはなるべく
テレビで観させていました。
『らんまん』や『虎に翼』など、
私自身も知らなかった
生活背景を知ることができました。
この本でも『虎に翼』でさらーっと
ナレーションされていた
時代背景のことなども
詳しく書かれていて、
とても勉強になりました。
HSC・HSPでも読める戦争の本
私と姫たちはHSC・HSPです。
HSP・HSCとは
ひといちばい敏感な子
(Highly Sensitive Person・Child)のことです。
音や匂いにとても強く反応したり、
他人の感情を自分のことのように感じたり、
影響を受けてしまう”繊細な気質”を表す言葉です。
一説には人口の15~20%、
5人に1人はHSPだと言われています。
HSPのおもな4つの特徴
①丁寧で深い情報処理ができる
ナンバープレートや電話番号などの意味のない数字の並びに
意味を見出そうとする。
いろんな視点で物事を考えて、
調べものをはじめると止まらない。
②過剰に刺激を受けやすい
日常的に街にあふれる音が、騒音に感じられる。
人混みが苦手。
友だちと過ごすのは楽しいが、疲れてしまう。
音楽や映画、物語に感動しやすい。
③感情の反応が強く、とくに共感力が高い
誰かの悲しい顔を見ると、同じように悲しくなるし、
誰かが怒られていると、自分が怒られている気分になる。
人のちょっとした仕草(貧乏ゆすりとか舌打ちとか、
ペンを机に当てる音とか)が気になる。
④ささいな刺激にも反応する
強い光や日光が苦手。
カフェインなどを摂ると、
身体が敏感に反応して
眠れなくなったり
お腹が痛くなったりする。
小さな環境の変化にすぐ気づく。
服のチクチクする触感が苦手。
☆感受性が強く、
豊かな想像力がある。
☆人を思いやることができる。
☆気遣いができる。
☆小さなミスや改善できる部分に気づける。
これらは、
私の自慢できる特性です!
戦争についての本は
向き合うべき大切な問題なので、
結構無理をして読んだりしました。
ですがやはり途中から
気持ち悪くなってしまって
読めなくなった物語も
多々あります。
ですがこの本、(というより図鑑)は
フルカラーで
全く怖くありませんでした。
むしろ面白くてどんどん
読み進めました。
2025年中学受験生やその先の未来を担う子どもたちへの平和学習の必要性
中学受験では受験するその年に関連する
世界的なニュースや
国内のニュースなどが
受験で出る可能性があります。
たとえば2024年中学受験生の場合は
「新札」「北陸新幹線」
「関東大震災から100年」などです。
2025年は1945年の終戦から
80年後の節目の年です。
このような年でもあるからこそ、
戦争についてしっかり学んでほしいと
思います。
子どもたちの平和への提言
一番最初に監修者の大石学さんから、
ふりがな付きでメッセージが書かれています。
この本を読むみなさんへ
みなさんは、この日本が、
74年前の1945年まで、
大規模な「戦争」をしていたことを
知っていますか。
この戦争は、
1937年に始まる日本と中国の
「日中戦争」から
1941年に開戦する、
日本とアメリカ、イギリスなどの
連合国との間の「太平洋戦争」へと
拡大していきます。
この2つの戦争をあわせて、
「アジア・太平洋戦争」と
よぶこともあります。
さて、「戦争」については、ゲームや
マンガ、アニメなどでイメージする人も多いと
思います。
さまざまな武器、兵器、制服、高度な戦術など、
一見、勇ましくそしてかっこよく
見えるかもしれません。
しかし、それはあくまでも、
空想、想像の「バーチャル戦争」です。ゲームなら自分や仲間が傷ついても、
『「できごと」と「くらし」から知る戦争の46か月』より
死んでも、さらには部隊が全滅しても、
「リセット」すれば「再生」「やり直し」が
できます。
しかし、現実の戦争は違います。
毎日のテレビや新聞が伝える
世界の「リアル戦争」は、
家を焼かれたり、
家族を失ったりした子どもたちや、
病院で治療を受ける人々を報じています。
それは、戦争の恐さ、残酷さのほんの
一部にしかすぎません。
一瞬のうちに、多くの尊い命や、
仲間、家族が失われ、しかもそれらは、
絶対に「リセット」できないのです。
私たちは、みなさんに「リアル戦争」の恐さ、
残酷さを理解してほしいと思いながら、
この本を編集しました。
本のなかには、戦争の勝利を
喜ぶシーンなどが出てきますが、
これは戦時下のさまざまな考え方の
ひとつを紹介するためで、
私たちは、
個人と個人、国と国が、武力で問題を
解決することを止め、
話し合いで解決することこそ
大切だと思っています。
読者のみなさんは、この本を通じて、
「リアル戦争」の恐さと、
「平和」の大切さを、しっかり心に
刻んで成長してほしいと願っています。
監修者:大石学(東京学芸大学教授)
このメッセージに
とても感動しました。
私も家にゲーム機がなく、
今我が家にもゲーム機は一切ないので
クラスの子たちが
毎日のようにバトルや
戦いのゲームの話を
しているのについていけませんでした。
色々と心配ごとは
言われてはいますが、
今の子たちは
幼いころからゲームが身近にある世代です。
やり直しやリセットがきき、
勝てばお金も手に入る、
そんなゲームをしていて、
生活している国は
リアル戦争がなく幸せに暮らせています。
これから20年~30年後に
その子たちが大人になった時、
戦争の辛さを全くしらない世代が
再度戦争を起こさないとは言い切れません。
そのころには戦争を知る人は皆無です。
『歴史は繰り返す』
これが悪い方向に向かわないように、
今の子たちを育てる
私たち(戦争を知らない親世代)がまず
正しい歴史を知るべきだと思います。
この本は私も
知らないことだらけでした。
とても勉強になりました。
ぜひ多くの子どもたちに読んでほしいです。
HSP・HSCでも観られる戦争に関する映画・アニメや本
戦争を題材にしたアニメ
戦争を題材にしたおすすめ本
戦争を題材にしたおすすめ映画
私はこの映画を観た時、「おのれ、日本!!」とキレました。
戦争はどちらの国にも利益は絶対に与えません。
『「できごと」と「くらし」から知る戦争の46か月』はこんな人におすすめ
〇夏休みの自由研究の題材を探している
〇戦争について興味がある
〇でも怖い写真や気持ち悪い絵は見ると怖くなる
〇2025年中学受験生
という方に読んでほしい
おすすめの一冊です。
図鑑のようにとっても重い本なので、
注意です!
それではまた。
ここまで読んでいただき
ありがとうございました。
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