伝記は国語力UPにも良いと思います。
でも伝記もたくさんありすぎて
誰を読ませたらよいか
わからなくなりませんか?
そんなときには
まずこちらの本をおすすめします。
23人の女性偉人のお話が、
ひらがなで読める本です。
〇幼稚園~小学校低学年の女の子がいる
〇伝記を読ませてみたい
〇可愛いイラストが好き
こんな方にオススメの一冊です。
この記事は、アフィリエイト広告を
利用しています。
ただし、おすすめ商品や掲載位置について
提携先などの関与はありません。
内容 2019年12月10日発売
「どうか あなたのランプのあかりを
堀米薫『みらいへはばたく おんなのこのでんきえほん』より
もうすこしだけ たかくかかげてください。
めがみえないひとたちが
すすむさきをてらすために」 ヘレン・ケラー
力強く夢をかなえた人、
かこくな運命をいきぬいた人、
大きな愛を世界にとどけた人―。
世界を変えた23人の女性たちのストーリー。
著者
堀米 薫
宮城県在住。専業農家の主婦を
つとめるかたわら、
日本の農業や林業をテーマにした
小説やノンフィクションを数多く執筆。
『チョコレートと青い空』(そうえん社)で
第41回日本児童文芸新人賞を受賞。
おもな作品に
『うみべの文庫~絵本がつなぐ物語~』(文研出版)、
『めざせ、和牛日本一!』(くもん出版)、
『あきらめないことにしたの』(新日本出版社)、
『ゆうなとスティービー』(ポプラ社)などがある。
一般社団法人 日本児童文芸家協会会員。
読んだ感想
こちらの本の掲載偉人は以下の23名です。
・ココ・シャネル
・ヘレン・ケラー
・マリア・フォン・トラップ
・アメリア・イアハート
・ジョイ・アダムソン
・マリー・アントワネット
・クレオパトラ
・ビアトリクス・ポター
・クララ・シューマン
・マリー・キュリー
・エリザベス1せい
・ジャンヌ・ダルク
・むらさきしきぶ
・つだ うめこ
・エリザベス・ブラックウェル
・アンネ・フランク
・アンナ・パブロワ
・オードリー・ヘップバーン
・グレース・ケリー
・よさの あきこ
・まえはた ひでこ
・ナイチンゲール
・マザー・テレサ
一人分が約12ページで、
1ページずつイラストと文が書かれています。
イラストは女の子が好きそうな明るく可愛い絵、
文はひらがなとカタカナで書かれていて、
幼稚園生からでも読むことができます。
一の姫のお気に入りは「クレオパトラ」
エジプト最後の女王である
クレオパトラが一番気に入ったそうです。
理由は「かっこいいから」。
2位は「ジョイ・アダムソン」。
ご存じですか?
私は知らなかったです。
ライオンのこどもをそだてた ジョイ・アダムソン
堀米薫『みらいへはばたく おんなのこのでんきえほん』より
(オーストリア・1910年~1980年)
野生のライオンを育て、
その記録『野生のエルザ』を出版。
動物と人の心が通うことを証明した。
動物や植物が好きな一の姫らしいです。
ニの姫のお気に入りは「エリザベス・ブラックウェル」
この方も私は知りませんでした。
せかいはつのじょせいのいしゃ エリザベス・ブラックウェル
堀米薫『みらいへはばたく おんなのこのでんきえほん』
(イギリス・1821年~1910年)
世界初の女性医師。
ナイチンゲールとともに女子医学校を設立した。
2位は「選べない」と言われました(笑)
ココシャネルもいいし、
アメリア・イアハートもいいし、
ジャンヌダルクもいいし・・・と。
このあと「もっと詳しく知りたい」と言われ、
『エリザベス・ブラックウェル』の伝記を
借りました。
私も読んでみました。
(この時代では余計に)
産まれた環境がもともと
恵まれていたのだなとは感じますが、
それでも耐え難い屈辱にもめげず
後ろ指をさされても
戦い続けたエリザベス・ブラックウェルは
尊敬に値します。
恵まれた生活があったからこそ 辛い道を選ぶ
この本にでてくる女性たちの多くは、
生まれたときから、
裕福な家庭に育っている人が多いと感じます。
(もちろん、そうでない方もいます)
でも、その恵まれた生活を捨てて
その時代ではどちらかというと
『人から見下される職種』の
看護師や医者になったり、
貧しい人のために手をさしのべたりします。
裕福な家庭に生まれ育ったからこそ、
当たり前のように受けられた教育を受け、
自分で社会問題に気づき、
厳しい道に足を踏み入れることを決心した。
そしてそこで後に続く女性たちへ
道を示してくれて現代の私たちに続いています。
今の日本も「親ガチャ」などと言われ、
子どもが生まれたときから恵まれている、
恵まれていないが二極化してきています。
親からしたら産まれてきたことはすでに奇跡なのですが、
やはり育つ環境はその子にとっては大きいと思います。
恵まれた家庭に生まれ育った子は
そこで受けられる教育を受けられるだけ受けて
それを還元するべきだと思います。
優しい優秀者になってほしい
『自走モードにするために親ができること』の
著者である長谷川智也先生のブログでは
このように書かれていました。
勉強をして、勝っていくというのは大変です。
が、その途上でした苦労のお陰で他人の苦労を知り、
他人の辛苦を慮れるようになって、
「優しいエリート」を目指してほしいと思います。
私は一ノ姫にもニノ姫にも
そうなってほしいです。
手前みそですが、
二人の姫は他人(第三者)から
「とっても良い子ですね」
「優しい心を持ってますね」
「こんな良い子あまりいませんよ」と
言ってもらえます。
とんびが鷹をうんだのか・・・
二人の姫は
本当に心優しく、努力家で、
本が大好きで、
笑顔がとてもかわいい
穏やかな子たちです。
(娘自慢をすみません・・・(*ノωノ))
自己肯定感の低い私は、
そうして色んな方に褒められても
(この人何かたくらんでいるのかな)とか、
(姫たちに無理をさせてしまっているのだろうか)とか
考えてしまうダメな親なのですが。(・・・・素直に喜べない)
コロナ禍を越え、やはり私立中学を目指す人は増えた印象
姫たちの通う公立小学校は
児童数が多いのですが、
市内でも偏差値は低い方らしく
中学受験をする子は
一学年でおよそ20人ほどでしょうか。
(それでも例年よりも多い)
一の姫のクラスでも
中学受験をする子は
5人くらいいました。
自分が学んだ中学受験の難しい問題とかを、
塾に通っていない
(中学受験をしないけど成績が良い子)に出して、
「わかんない」と言うと
「え~わかんないの?」と
上から目線になる子や、
先生が授業をしているそばから
「知ってる~知ってる~」と
大声で叫ぶ子など・・・・・・
主に男の子に多いようで、
一の姫にとっては
それがすごくストレスになっています。
それとは別に、
授業がわからないからと
あきらめて遊ぶ子や
クラスメイトが隣でわからない問題を
教えてくれているのにも関わらず、
鉛筆すら持たずに
学ぶ気持ちのない子も
どうにかしてほしいと話してきます。
それを学校の先生の指導に求めるのは絶対違うし、
塾に通わせて勉強を詰め込むより先に
親が躾や常識を教えこめ!と思います。
姫たちの学校の程度が低いだけかもしれませんが、
HSCの姫たちにとっては
毎日がドキドキ、イライラ、
呆れる・・の連続のようです。
長谷川先生がおっしゃるとおり、
”中学受験が出来ることは
とても恵まれている”
と思っています。
学校以外で勉強ができる場所があることは
とても恵まれているのだ
ということを知らずに、
その全てが自分の能力のように思い、
他人を見下してほしくないと私も思います。
私は姫たちにいつも言います。
恵まれた環境にいるからこそ、
その恩恵をいつか他人に与えられる、
優しい人になってほしいと。
人よりも与えられたものが
多いならば、
優しい優秀者になるべきだと思います。
『みらいへはばたく おんなのこのでんきえほん』はこんな人におすすめ
今でもまだ女性差別はなくならないし、
子どもが成長する過程でも嫌な思いを
することもあるかもしれません。
けれども伝記に書かれた女性たちは
実際に生きて時代を作った女性たちの
物語です。
きっとこの先の人生に勇気や希望を
与えてくれることと思います。
〇幼稚園~小学校低学年の子どもがいる
〇思いやりのある子に育ってほしい
〇伝記を読ませてみたい
〇でも誰を読ませたらよいのかわからない
〇可愛いイラストが好き
こんな方に読んでいただきたいオススメの一冊です。
それではまた。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
コメント